人と話していて、
「なんか噛み合わないな」とか、
「ちゃんと伝えたつもりなのに、全然伝わってなかった…」
そんなすれ違いって、日常よく起りますよね。

それ、相手に伝わらなかったのは、
話し方や表現の「どこか」にズレが
あったからかもしれません。
決してあなた自身がダメなんじゃなくて、
「伝え方」に課題があっただけなんです。
しかも、相手とのズレを生む
大きな原因のひとつは
「感じ方や考え方のパターンの違い」。
人はそれぞれ違った
“自分のものさし”で物事を見ていて、
それに気づかずに言葉を交わすと、
すれ違いや誤解が起きてしまうんです。

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
たとえば、
几帳面でコツコツやるのが得意な人もいれば、
新しいことに飛び込むのが大好きな人もいます。
感情の波が大きくて、繊細な人もいれば、
どっしり構えている人もいます。
これらは人格や資質というより、
“その人らしい行動のパターン”
みたいなものともいわれています。
自分のパターンに気づくことで、
日々のストレスや
モヤモヤの原因が見えてきて、
「だからか〜!」と
納得できることも増えるんですよ。
たとえば、
「私は落ち込みやすいけど、感受性は高い」
とわかっていれば、自分を責めるのではなく、
「休憩が必要な時期だな」と思えるようになります。
他人も「自分とは違うパターン」を
前提にするとラクになる
コミュニケーションが
うまくいかない理由の多くは、
「なんでこの人、そういう反応するの?」と
相手のパターンを認識できない状態だから。

でも、そもそも
相手には相手なりの考え方や
感じ方のパターンがあるとわかっていれば、
「なるほど、そういう見方もあるよね」
と冷静になれることもあります。
たとえば、
にぎやかな人には
元気なノリで話すのが合うし、
静かで丁寧な人には
落ち着いたトーンで話したほうが伝わりやすい。

そうやって相手に合わせた
“伝え方の切り替え”ができるようになると、
人間関係はグッと楽になります。
ただ、
言葉だけで気持ちや感覚を伝えるのって、
やっぱり限界があるんですよね。
棒人間は「視覚」でパッと伝わり、
「言葉」と一緒に使えば説明が補強され、
「感覚」でも共感が生まれるんです。
「描く×伝える」を工夫することで
受け取り方のどの優位性にも対応できる
コミュニケーションツールいなります。

言葉では説明がむずかしい
“雰囲気”や“ニュアンス”も、
イラストなら一目瞭然。
さらに、いろんな
“感じ方・受け取り方のパターン”を持つ人に
合わせてアレンジできるところ。
話が苦手な人には、
描いて見せながら静かに伝える。
元気な人には、
動きのある棒人間でノリよく表現する。
感受性が高い人には、
表情や雰囲気を工夫して共感を引き出す。
つまり、棒人間って
「その人に合った伝え方」がしやすい、
すごく柔軟なツールなんです。

相手のパターンを理解した上で、
絵の伝え方を工夫すれば、
どんな人ともスムーズに気持ちを交わせるようになります。
人って、見えない「心」の部分でつまずきやすいけど、
そこに“絵”という見える手がかりが加わるだけで、
お互いの理解度がグンと上がる。
言葉にしにくいことも、
伝わりにくい想いも。
棒人間を描くだけで、
ふっと伝わるようになる
瞬間がきっとありますよ!!

| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
|
| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |