今夜は中秋の名月ですね~。
夜空にまん丸のお月さまが
ぽっかり浮かぶだけで、
なんだか心がスッと落ち着きますよね。

秋風を感じながら
いつもの夜よりも静かで、
どこか神秘的な力を
感じたりします。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
満月には特別な力があると
信じられてますよね。
たとえば、
満月を見ると狼男に変身したり

ドラゴンボールの孫悟空が
大猿に変身するのも
満月の力によるものですよね。
(↑男子的発想w)
スピリチュアル的にいうと
頑張ってきたことが実ったり、
目標が叶ったりする「達成」のパワーがあって
すごく良いエネルギーをもらえる
パワフルな日!
といってことも言われますよね。
つまり、満月は
“変化”“覚醒”象徴でもあるんです。
で、ふと考えてみたんです。
この満月に象徴される「まん丸な形」って、
それだけで何か
不思議な力を持ってる気がしませんか?

まさに「〇(正円)」にも
心理的にもすごく意味や
パワーがあるんです!!

角がないというだけで、
人は“安心感”や“やさしさ”を
感じやすくなります。
柔らかくて穏やか、
しかも始まりも終わりもない形だから、
“永遠”や“循環”なんかも連想させてくれます。

そして、
人は本能的に丸いものを
「かわいい」と感じる
傾向もあるんですよ。
これは「ベビーシェマ効果」
と呼ばれる心理現象で、
赤ちゃんっぽい丸みのある形を見ると、
私たちは無意識に親近感を覚えるんです。
この「〇のチカラ」、
実は絵を描くときにも
大活躍してくれます。
特に、
シンプルな表現の代表とも言える
“棒人間”を描くとき、
最初に描くのが“顔の〇”です。
そう、棒人間の世界って、
まさに「〇からはじまる世界」なんです。

よく初心者の方からは
「〇をキレイに描けないんです…」
という声を聞きます。
でも実は、
棒人間を描き続けることで、
いつの間にか自然と
正円・真円に近い〇が
描けるようになっていくんです。
最初はゆがんでもいい。
ガタガタでも大丈夫。
大切なのは“描いてみること”なんです。
〇を描くことで、
気持ちが整い、
棒人間が完成すると
ちょっと嬉しくなる。
そんな小さな達成感が、〇から生み出され
やがて大きな自信につながっていきます。
棒人間は、
落書きをを越えた、
すごく奥深い存在です。
〇を顔に、
線を体に使うだけで、
人の感情や動きを
直感的に伝えることができます。
そして、
あの〇の顔が大きく、
バランスよく描かれていたりすると、
それだけで
見る人の心がちょっとほぐれ
Happyな気持ちになれます。
月も、絵も、心も…
〇があるから、まるくおさまる。

この満ちた月のエネルギーに
背中を押してもらいながら、
まずは小さな〇から、
自分だけの棒人間を描いてみませんか?
そこにはきっと、あなたの世界が
“まるく”広がっていく予感が待っています。
ちなみに今夜(10/6)の中秋の名月は
「晴れ時々くもり」らしいので、
雲の切れ間から
バッチリ見えるかもしれませんね。
明日が、ピッタリ満月になる日だそうですが、
「くもり」予報なので観るなら今夜ですね!

中秋の名月、観える観えないに関係なく
自分で〇を描いて、
月のパワー、創り出しちゃお!って感じもありです!!
あなたの手の中に、まるい力を宿して、
今日もやさしく、まるく、描いていきましょう。
| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
|
| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |