「かわいい」の秘密と棒人間

 

 

 

赤ちゃんや子猫を見たときに

 

無条件に思わず

「かわいい～」

 

っって思うことって

ありますよね？

 

 

 

人でも動物でも関係なく

小さい赤ちゃんは愛らしく

手を差し伸べたくなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際の人間の赤ちゃんや

子猫ちゃんだけじゃなく

 

 

最近だと「ちいかわ」みたいな

イラストキャラクターも

 

”かわいい～”って

大の大人たちを虜にして

人気が広がっています。

 

 

 

 

そして棒人間も

 

 

 

というような、

 

読者さんの嬉しいメッセージも

お寄せいただいている様に

 

 

”かわいさ”による引き寄せが

生み出されています。

 

 

 

 

 

”かわいい”という感性は

かなり直感的で、

個々の価値観も関わってくるもの

 

ではありますが、

 

 

今日は

なぜ”かわいい”という感性が

生まれてくるのか？

 

その秘密について描いてみようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

赤ちゃんを見て人が

”かわいい”と感じるのは

 

その身体的な見た目や動きに

特徴があるからですが、

 

 

 

オーストリアの動物行動学者の

コンラート・ローレンツ博士が

1943年にこの特徴を

 

 

「ベビーシェマ」

 

 

と名付けられました。
（「ベビースキーマ」ともいわれます。）

 

 

例えば

 

★体に比して頭が大きい

★全体に丸みのある体型

★目が大きくて丸い

★頭全体に対して目鼻口が低い所に位置している

★短い四肢

 

などが身体的特徴として挙げられており

 

 

 

これは人種や文化、個人の価値観などには関わらず

人間が本能的に「かわいい」と感じる要素なのです。

 

 

 

 

 

 

ヒットする「kawaii」の

キャラクタービジネスは

ほとんどこの「ベビーシェマ」に当てはまる

キャラクター造形で展開されます。

 

 

 

こうした“かわいい”の条件が揃うと

 

観る人は、赤ちゃんの特徴と

同じ感性が生まれ

 

「純粋無垢」

「正直」等の印象を抱き

 

警戒心がなくなり

好感を抱くわけです。

 

 

さらにその気持ちが

高まってくれば・・・

 

 

 

「近づきたい！」

「守ってあげたい！

「仲良くなりたい！」

 

なんて気持ちが芽生えてくるはずです！

 

 

 

ビジネスや教育の現場で

”かわいい”で緊張や警戒を解きほぐし

 

親しみ易さが生まれる場を

生み出すことができれば

 

その後のコミュニケーションは

かなり円滑になります。

 

 

 

 

 

 

なので、僕が紹介している棒人間は

従来のタイプではなく

 

「ベビーシェマ」を意識した

造形になっているのです^^

 

 

 

 

 

「ベビーシェマ」が作用する

棒人間を描くことで

 

人間の本能で感じる”かわいい”によって

緊張や警戒を解きほぐし

 

 

難しい事や、伝えづらい事も

親しみやすく、和やかに相手に

届けることができますよ！！

 

 

 

 

 

人間関係やコミュニケーションも

円滑に豊かになっていく

描く”かわいい”の力

 

 

ぜひ、みなさんが

意図的に発揮できるように

なれることを願っています！

 

 

 

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