イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

棒人間とホワイトスペース

 

 

今日は、余白が生み出す伝わりやすさ

「ホワイトスペース」についてお話しします。

 

デザインやイラストに関わる人には

おなじみな考え方ですが、

 

 

 

そうでない人でも

「なるほど!」と感じてもらえる

人の関り方にやさいい“余白”が生まれる

 

コミュニケーションとして

感じてもらえるんじゃないかなと思います。

 

 

……あ、ちなみに

 

「ホワイトベース」じゃなくて

「ホワイトスペース」です(笑)。

 

 

 

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 

 

 

 

棒人間のホワイトスペースが持つ「委ねる力」

 

 

棒人間って、

丸と線だけで描ける

とてもシンプルな存在。

 

 

でも、このシンプルさが

大きな魅力なんです。

 

 

なぜなら

「描き込まないこと」で、

見る人に想像の余地を託しているから。

 

 

 

 

 

表情をほとんど描かなくても

「楽しそう」「困ってる」って伝わるのは、

 

受け手のイマジネーションに

委ねているからなんです。

 

描かれていない部分を

「きっとこうかな」と受け手が

自洗と感じ取ってくれる。

 

 

つまり、棒人間は描き手と見る人とのあいだに、

やさしい双方向の関係を生み出しているんです。

 

 

 

人たちはつい、余白が怖くて

紙面や画面を情報で

埋め尽くしたくなりますよね。

 

 

 

でも実は、余白があることで

伝えたいことが引き立ちます。

 

 

ホワイトスペースは

「空いている部分」じゃなくて

「見る人を信じて託す空間」。

 

 

だからこそ、

ただのシンプルな線画が

「伝わりやすい」と感じられるんです。

 

 

 

 

 

棒人間はシンプルだからこそ、

余白とのバランスが命。

 

 

情報を詰め込みすぎると

見る人の想像する余地を

奪ってしまいます。

 

 

 

余白を残すことは

「受け手を信じて委ねる」関係性が成立して、

心地よい余韻が残り、

 

親しみやすさにつながるだと思います。

 

 

イラストの「余白」と

話し方の「間」って、

まさに同じ役割をしてるんだよね。

 

 

 

例えば——

 

話している最中にスッと一拍置くと、

次の言葉がグッと引き立つ。

 

 

言い終わった後に少し沈黙すると、

その言葉がじんわりと心に残る。

 

 

とかね!

 

 

これって、
絵の中の余白と全く一緒。

 

描き込みすぎると
伝えたい部分が埋もれちゃうけど、

 

余白を残すと見る人の想像力が働いて、
絵のメッセージが強まるってのは

よく言われる事です。

 

 

 

 

 

これは日本の表現文化として
脈々と受け継がれてきている
ことでもあるんですよ!

 

 

 

棒人間と「白描画」に共通する日本人の感覚

 

 

だから棒人間の周りに広がる「余白」は、

“相手に委ねる余地”を残してる。

 

押しつけじゃなくて、

自然に「感じてもらう」ための

伝え方の“仕掛け”なんだと思う。

 

 

 

棒人間の魅力は

「描きすぎないこと」で

伝わる力を持つところ。

 

 

 

そしてその背後には

「受け手を信じる姿勢」があります。

 

余白は、

見る人のイマジネーションを信頼して

委ねる表現なんです。

 

 

 

つまり棒人間を描くことは、

単なるシンプルなイラストじゃなく

「余白で語り合うコミュニケーション」

といっていいかもしれません。

 

 

余白って最高です。

それではまた〜♪

 

 

 

 

 

 

 

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お問い合わせ

アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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