先週末に放送された
NHKの新番組『!?(ビックリハテナ)』
を観ました!(見逃し配信でねw)

(写真:NHK番組サイトより)
「人体」の記憶もまだ新しい中で
タモリさんと山中伸弥さんコンビ再びで
知的好奇心をくすぐってきますね~!!!
今回の番組テーマはズバリ、
「AIは人間を超えるのか?」
いやぁ…面白かった!
というか、
ちょっと衝撃でした。
AIって、ただ答えを出す、
情報を提供するというレベルではなく、
“創造性” というところにも
来てるんですね~!!!

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
番組では、対話型AIが短時間でコントを作ったり、
複雑な論文を一瞬で小学生にもわかるように要約したり。
AI は「言葉の予測」で驚異的に賢くなったそうで、
それは人間にしかできないといわれていた
“創造性”の領域にも踏み込んできたんだとか!!
“体験”と“脳の仕組み”をどう取り込むかが、
真に人間を超えるカギになると
番組では様々な研究を
分かりやすく紹介してくれてましたが、
まるで人間の脳の一部みたいに
働くAIのその姿に、
「あれ?人間、とっくに追い越されてる?」
と思ってしまうほどでした。
でも。
番組が進むにつれて、
僕の中で何かがふっとやわらいで、
新しい可能性が芽生えてきたんです。
AIはすごい。
確かにすごい。
だけど…
AIの創造性とは
予測の蓄積から導き出された
“最もありそうな次の一手”
なんですよね。
で、よくよく考えたら、
僕自身も棒人間を描くとき、
完全に“ゼロ”から
何かを生み出しているわけじゃなくて。
日々の出会いや、
過去に描いたシーン、
心が動いた瞬間の記憶——
全部、僕の中に蓄積された
「線と形の組み合わせ」の
バリエーションが土台になってる。

だから僕は、
受講生さんにもいつも
こう伝えています。
「創造力って、
センスじゃなくて
“引き出しの数”だよ」
って。
線と形の引き出しが
増えれば増えるほど、
伝えられる表現が増えていく。
「棒人間って、
すごくシンプルだけど、
実はとても深いよね」
って言われるたびに、
その可能性を実感しています。
でも、
僕たち人間の創造って、
もっとこう…
予測を超えた
“感じてしまったもの”
“思わず描いてしまったもの”
なんじゃないかと。
番組の中で、
こんな言葉が出てきました。
「AIは“言葉”で世界を理解する。
でも、人間は“体験”で世界を理解する」
ああ、これだなぁって。
僕が提供している
「手描き」の世界は、
まさにこの“体験”を
ベースにしています。
目の前の人の表情に、
ちょっとした違和感を感じて
言葉にできない空気を、
ひとつの線で描いてみる
自分の感情を棒人間で
“俯瞰”してみることで、
心が整理される


そんなプロセスが、
たくさん生まれます。
そしてもうひとつ、
手描きの魅力として感じているのは、
「伝えよう」とする気持ちそのものが、
人の心を動かすということです。
たとえ自分で
「下手くそだなぁ〜」
と思っていたとしても、
その絵を見た人が
笑ってくれたり、
感動してくれたりするのは、
絵の完成度ではなく、
「あなたが伝えたいと思って描いた」
その心意気に共感しているからなんです。
AIが「でき上がった結果」や
「正解」に導くなら、
手描きは「いまこの瞬間の気持ち」や
「感じたまま」を大切にする。
コミュニケーションにおいて、
本当に心が動くのは、
完成された答えよりも、
その答えにたどり着くまでの
“道のり”だったりします。
迷ったり、
ぶつかったり、
立ち止まったり——
そんな葛藤や
試行錯誤があるからこそ、
その線に、
その色に、
その表情に、
「人」が宿るのだと思うんです。
だから、
僕はこう思っています。
AI時代だからこそ、
“手描き”の価値は、
どんどん高まっていく。
手描きには、
感情を投影する余白がある
不完全さを愛せる温度がある
人と人を“共に感じさせる”力がある
AIがどんなに
美しい言葉で説明しても、
子どもが一生懸命描いた
“グニャグニャの地図”のほうが、
気持ちが伝わってくるんじゃないかな?

僕が目指しているのは、
“伝える”ための技術としてのイラストではなく、
“感じる”ための対話としての手描きです。
そして、
これは誰にでもできることなんです。
絵が上手じゃなくてもいい。
棒人間で十分。
大事なのは、「描くこと」
で自分や相手を感じること。
これは、
人間だからこその、
豊かな営みなんです。
……と、
ここまでつらつらと
語ってきましたが、
AIが台頭する時代にあっても、
だからこそ「手描き」には未来がある——
そんな想いが
より一層強くなりました。
もしここまで読んで
「なんだかちょっと描いてみたくなったな」
「棒人間でもいいならやってみたいかも」
って思ってくださった方へ、
実はそんな気持ちを
カタチにできる場があります。
🌟【リアル開催決定!】
棒人間コミュニケーション講座 in 塩尻
🗓 開催日:2025年8月31日(日)
📍 会場:塩尻市市民交流センター
「えんぱーく」
🕘 時間:10:00〜16:00
受講料:16,500円
絵心がなくても、だいじょうぶ。
棒人間だからこそ「想い」が伝わる体験、ぜひ味わってくださいね😊
📄 講座の詳細はこちらのLPからどうぞ:
👉 https://9u9xw.hp.peraichi.com
| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |