イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

指図とは?─『べらぼう』に学ぶ“伝わる力”

 

ここ最近、

大河や朝ドラの話題が増えてきて
それを楽しみにしている読者さんも

いてくれて嬉しいです^^

 

 

ということで、週明けなので

 

『べらぼう』話しましょう!!!

 

 

 

6月1日放送の第21話

「蝦夷桜上野屁音(えぞのさくらうえののへおと)」

 

ご覧になりましたか?

 

 

今回もとんでもなく面白かったですね!

話のテンポはキレッキレだし、

次々と登場してくるキャラは濃いしw、

 

話しの軸がいくつもあって、

情報量が多いのに

グイグイ引き込まれる構成…

 

もう最高でした!!!

 

 

この、べらぼうめぃ!!!

 

 

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 

 

政治・ビジネス・エンタメ、見どころ満点!!

 

 

まず衝撃だったのが、

 

大文字屋の二代目として

伊藤敦さんの現場復帰w
なんか嬉しかったですね。

 

 

 

インパクト絶大だったのが

 

えなりかずきさん演じる

松前道廣の初登場。

 

 

あの“えなりくん”の

柔らかい見た目からは想像もつかない、

背筋がゾッとするほどの

鬼畜ぶり炸裂の怪演!!

 

これは凄かったですね~!

 

 

今後の田沼意次らとの

駆け引きがめちゃくちゃ気になります!

 

 

 

そして、狂歌チームのどんちゃん騒ぎ!
狂歌師・絵師・戯作者がそろい踏み。

 

「へ!へ!へ!」のかけ声と手拍子が響く
もうほとんど狂歌のラップバトル(笑)。

 

 

江戸の文化ってこんなに
ユニークで自由だったのか、
と驚かされると同時に、

 

創り手の楽しさが画面越しに伝わって、

見てるだけで元気出てきましたね!!

 

 

 

仕上がりが変わる『指図』の重要性!

 

 

そんなエネルギッシュな展開の中で、

とってもその言葉が心に残ったのが

 

「指図(さしず)」の話です。

 

 

 

蔦屋重三郎と喜多川歌麿がタッグを組んで

挑んだ錦絵『雛形若葉』。

 

見た目は華やかなのに、

いざ売り出してみると

 

まったく売れない・・・

 

一方のライバル「西村屋」は

売れに売れまくるという結果に・・・

 

 

蔦重の不甲斐ない結果に

忘八親父どのに階段から突き落とされる

お約束展開は、

 

もはや視聴者の楽しみなんだけどw

 

 

その不振原因を追究するとことは

じつに興味深いセリフが展開されましたね。

 

 

西村屋の錦絵との差は“色”にあって

 

その色を出すための「指図」、

つまり職人たちへの

具体的なディレクションの甘さに直面しました。

 

 

仲間の北尾重政が語った

「絵師と本屋の指図の差が作品の質を決める」という

 

言葉には、そうだよね!って胸を打たれました。

 

 

 

 

どんなに優秀な職人がそろっていても、

的確な指示がなければ力を出しきれない。

 


この考え方、

今の時代のビジネスや教育

クリエイティブにも直結する話です。

 

 

改めて「指図」って何?を考えてみた

 

北尾重政の台詞の

この「指図」という言葉が

妙に印象に残ってね、

 

 

これ、

「図を指す」って

描きますよね?

 

 

 

それで見ると

「図」って

すごく深い意味を持ってるなと。

 

 

地図、図鑑、図版、計画図…

 

 

どれも“見てわかる”ためのツール。

 

もともとは土地の形を描いた

図形からきてるらしく、

 

つまり

 

“形を示し、考えを伝える”

 

 

ためのものなんですね。

 

 

 

言葉だけじゃ伝わらないとき、

図やイラストを添えると

一気にわかりやすくなる。

 

 

 

 

これって、

イラストプレゼン講座や
棒人間本などで学ばれた方なら
わかりやすいと思います。

 

 

そうでない方も

なんとなく効果がありそうだ!

と感じているんじゃないかな?

 

 

同じ説明でも、

図をひとつ加えるだけで

相手の理解が変わる。

 

 

伝え手として

図解一枚で場の空気が変わる

瞬間があるんですよね。

 

 

 

 

 

『べらぼう』で描かれた「指図の差」は、

作品づくりにおける“伝える力”の差でした。

 

 

そして、「図を指す」という言葉のとおり、

それは日常のあらゆる場面にも応用できると思うんです。

 

 

 

伝えるって、

話術に長けていればいい

というわけでもありません。

 

どう見せるか、

どうわかってもらうか

工夫を施すことでもあります。

 

 

それを考えたとき、

 

「図」はとても頼もしい相棒になります。

 

 

 

 

 

『べらぼう』に出てきた

「指図」という言葉自体は

 

今の時代、あまりいい意味で

使われることがありませんが(^^;

 

 

“図を指す”気持ちは

もっと丁寧に、もっとわかりやすく、

伝えることに向き合う

きっかけになりそうですね!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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