イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

映画の「キャラ造形の法則」と棒人間

 

 

アニメやマンガ、映画に

登場するキャラクターって、

 

 

なぜか一瞬で

「こいつは悪そう!」

「このキャラは優しそう」って

 

直感的に感じて観ることって

ありませんか?

 

 

実は、その秘密は

「図形」にあるんです。

 

 

 

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 

映画キャラの造形は図形で決まる?

 

 

先日のブログで

「ブーバ・キキ効果」

について記事を書きました。

 

 

「ブーバ・キキ効果」と棒人間

 

 

形が人に与える印象は

言語や文化の枠を超えて

ほぼ人類共通の認識がある

 

というお話でした。

 

 

この「ブーバ・キキ効果」に

ついて調べている中で

 

 

 

ちょっと興味深い

Youtube動画と出逢いました!

 

 

 


 『Movie Geometry(映画ジオメトリー)』

 

 

字幕なし英語動画だったのですが、
映像だけ見てても

なんとなくわかる内容でしたし

AIなど駆使し文字お越し&翻訳しながら

何とかナレーションも

理解しながら視聴することができました!ひらめき

 

 

この動画では

映画の構図やキャラデザインが、

 

図形を使って

観る人の心理に影響を与えてる

 

って内容で、

めちゃくちゃ面白かった!

 

 

 

たとえば、

マレフィセントやダースベイダーなどの

シャープな形のキャラは攻撃的に、

 

ディズニーに代表される

丸っこいキャラは親しみやすく見えるって話。

 

 

なんとなく、

聴いたことがある話だけど

 

改めて理論的に説明されると

なるほど!!って思えますよね。

 

 

これって、

棒人間を描くときにも

インスパイアされている話でもあり

 

映画の視覚表現を学べば、

シンプルな棒人間でも

感情や雰囲気を

もっと豊かに伝えられる!

 

 

ってワクワクします✨

 

 

 

 

キャラクターの「形」が与える印象

 

映画では、

キャラクターのシルエットに

「図形の心理効果」を活かしています。

 

 

たとえば…

 

 

 

🔺 三角形のキャラ → シャープで攻撃的!

三角形のデザインは、尖った印象を与え、

動きのキレや攻撃性を感じさせます。

映画の悪役には、この形がよく使われるんですよね。

 

 

例えば…
🦹‍♂️ 『アラジン』のジャファー → 顔が細長くてあごが尖っている
🦹‍♀️ 『眠れる森の美女』のマレフィセント → 角ばったシルエット

 

こういうキャラは、

「何か企んでいそう」「鋭くて怖い」と感じやすいんです。

 

 

 

棒人間で描くとこんな感じ👇

 

表情でさらに”寄せてる”ところはありますがw

 

 

全体的にシルエットは、
見る人の心がざわざわするというか、

気持ちが落ち着きませんね・・・

 

 

 

ただ

 

 

三角形って、口の形だけで使えば

“ポジティブ要素”なのに・・・

 

 

三角と四角で作る!棒人間の表情!

 

こうやって考えると不思議ですね~

 

 

⚪ 丸いキャラ → かわいくて親しみやすい!

 

丸は、なんといっても

やさしさや安心感を象徴する形です。

 

 

ピクサー映画や子ども向けアニメでは、

丸いキャラがよく登場します。

 

 

例えば…
🐭 ミッキーマウス → 頭も耳もまんまる!
🤖 ベイマックス(『ベイマックス』)

→ まるで風船みたいなフォルム

 

 

こういうキャラは

「無害でフレンドリー」

「安心感がある」と感じやすいんでよね。

 

 

 

棒人間も

基本的にはこれを目指します👇

 

 

 

⬛ 四角いキャラ → 頼れる安定感!

 

 

四角形のフォルムは

「安定感」「力強さ」「頼れる存在」

といった印象を

 

キャラクターたちに

与えるデザインになります。

 

 

映画では、

ヒーローや頼れるキャラに

よく使われていますね。

 

例えば…
『Mr.インクレディブル』のボブ

→ がっしりした四角い体型

 

『アイアンマン』

→全体的なシャープなライン

特に顔の輪郭は四角っぽい。

 

 

 

四角いキャラは「信頼できそう」

「力強い」と感じやすいんですね。

 

 

一方では、

 

『カールじいさんの空飛ぶ家』の

主人公のように

 

「頑固さ」「古さ」っていう

印象も与えることもあるから

面白いですね!

 

 

 

棒人間で描くとこんな感じ👇

 

 

力強さや安定感を感じさせる

デザインになっています^^

 

 

 

キャラ造形の法則を棒人間に!

 

 

こうやって映画をネタに

表現方法のヒントを探ってみましたが、

 

キャラクターづくりでは

「形」が与える印象が

めちゃくちゃ重要ってことが!

 

よく分かるし面白いですよね!

 

 

 

これって、

 

美術的感性とか

絵の才能センスとか

関係ないですよね!!

 

 

 

✅ 三角形 → シャープでアクティブ!悪役やライバルにぴったり!
✅ 丸 → やさしくて親しみやすい!かわいいキャラにおすすめ!
✅ 四角形 → 安定感があって頼れる!時には頑固!

 

 

この法則を知っておくと、

棒人間みたいなシンプルな絵でも、

 

ちゃんと個性や雰囲気を

伝えられるようになります。

 

 

 

 

必ずしも丸に

こだわらなくてもイイんです!

 

「形が与える印象」

 

を意識するだけで、

伝わる絵が描けますよ!

 

 

 

ぜひ、イラストやプレゼン資料作りに

活かしてみてくださいね!

 

 

 

 

 

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住所 愛知県名古屋市
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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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