イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

指を立てる仕草で伝えるメッセージ

似顔絵

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

 

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

 

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 サッカーミャンマー代表選手が見せた無言のメッセージ

 

 

今週開催されたサッカーW杯予選の日本戦で

 

ミャンマー代表の選手が

国歌斉唱の時に

 

三本の指の指を立てた仕草が注目され

大きな問題提起となっています。

 

 

 

 

ミャンマー国軍に抗議する

反体制の象と捉えられ

 

 

軍事政権下の国に帰れば

命の保証がないいわれるほどの

重い行為だそうで、

 

結果、

 

翌日には本人が帰国拒否をし

難民申請することを表明しています。

 

 

スポーツに政治を持ち込むなんて・・・

という意見もありそうですが

 

 

身を賭して母国の現状を訴えた

壮絶な思いを込めたメッセージとして

改めて、

僕たちの胸にも飛び込んできました。

 

 

3本の指の意味は諸説あるようですが

 

 

主に言われているのが

 

 

このポーズは

映画『ハンガーゲーム』が

元ネタだということ

 

 

TM&(C)2015 LIONS GATE FILMS INC.ALL RIGHTS RESERVED.

 

独裁国家を舞台に
美しく勇敢な女性が、国家の陰謀に抗い

虐げられた人々と共に立ち上がる物語
(かなりざっくりw)

 

 

作中に登場する

三本の指を掲げるポーズは

リアルな世界にも浸透し

 

 

ミャンマーだけじゃなく
アジアの民主運動の象徴に

なってるんですね。

 

 

 

ただ単純に「抵抗」という意味だけでなく

ハンガーゲームの原作によると

この3本には

 

 

「感謝」「称賛」

 

そして

 

「愛する人への別れ」

 

 

そんな意味も含まれているんだとか。

 

 

 

だとすると、

 

 

 

このポーズを日本で掲げた

ミャンマー選手の3本の指には

壮絶な思いが

 

込められているのかもしれません。

 

 

メッセージを発信した

本人もそうですが

 

 

母国の仲間やご家族は

どんな思いで受け止めたんだろうと

考えると、胸が熱くなります。

 

 

 

 指の仕草を棒人間で表現してみた!

棒人間で

指の仕草を表現する場合は

 

 

 

 

指の重なりが複雑になるため

 

一部の表現をのぞき

 

大半は

手袋をはめたように

表現していく事をお勧めしています。

 

 

 

 

先ほどの「三本の指」

日本ではあまりなじみが

なかったポーズですが

 

小指と親指のバランスで

見え方がかなり変わってくるので

描く場合は、指の位置関係の

観察がメッチャ大事です。

 

 

 

 

 

三本指を二本にすることで

ピースサインになりますが

 

人差し指・中指の先を少し太めに描き

薬指・親指は小さく、

小指はちょっと隠れてるくらいに描くと

前に突き出した感じで仕上がり

勢いが出てきます。

 

 

 

「GOOD」や「OK」は

親指を立てる仕草ですね

 

コレは角丸四角形

縦長の楕円の組み合わせで

描けるので

 

初心者さんでも直ぐに覚えられる

表現の仕方です!

 

 

もう一つの「OKポーズ」

 

 

人気モデル☆ローラさんのモノマネポーズw

 

 

ただ、この指の形って

ちょっと難しいですねあせあせ (飛び散る汗)

 

そのままデッサンしても

意外と分かりにくく

 

人差し指と親指の輪っかの大きさが

ちょうどいいバランスでデフォルメするために

僕も何度も書き直しちゃいましたw

 

 

 

 

 

 

このあたりの“わかりやすい”

指の表現方法については

 

皆さんにも

サクサク描いていただけるように

 

再現性を研究していきます!!

 

 

 

 

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お問い合わせ

アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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