昨日紹介したポルトガルの絵本
『戦争は、』
その表現のインパクトと
心に訴えかけるメッセージが忘れられず、
作者ジョゼ・ジョルジェ・レトリアさん(文)と
アンドレ・レトリアさん(絵)親子の
他の作品はないかな?って探してみたところ、
これまた素敵な絵本に出会いましたよ!
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
その絵本とは
『戦争は、』とはまた違って
コチラはほのぼのとした雰囲気が漂っています^^
この絵本のタイトルと、優しさ漂う装丁に
一目惚れして迷わず即注文!
実物が届いて手にしてみれば
これまた表紙や本文の紙質も心地よい手触りで
つねに傍に置いておきたくなりました!
そして驚いたのは、
出版社が「アノニマ・スタジオ」だったこと!
https://www.anonima-studio.com/
実はこのアノニマ・スタジオ、
僕が新卒で7年間在籍していた
KTC中央出版が母体なんです。
その辺の僕の経歴話はコチラで👇
なんだか不思議なご縁を感じちゃいます?
こんな素晴らしい本を出しているなんて、
改めて過去の繋がりも誇らしく思えて来ますね^^
さて、『もしぼくが本だったら』ですが、
ページをめくるたびに本がまるで生き物のように表情を変え、
読む人を優しく包み込んでくれますね。
絵と言葉が絶妙に絡み合い、
本という存在の本質や役割をやさしく表現しています。
絵本の構成は、見開き2ページごとに
「もしぼくが本だったら」で始まる一文が書かれていて、
全部で28の文章でつづられています。
その28の文章一つ一つに、
本とへのストレートな想いや愛情が
ぎゅっと込められていることが、
ビシビシと伝わってきますね。
本好きなら誰もが「そうだよね!」
って共感するんじゃないかな。
例えば、(一部抜粋)
といった、なんとなく誰もが体験している
本にまつわる“あるあるネタ”には
複雑な心境で思わずニヤリと笑ってしまいます。
・・・えっと、正直耳が痛いですよね。
僕も心当たりありまくりなので、
ちょっと反省しました(笑)。ごめんなさい。
本好きはもちろん、
そうでない人でも
本という存在理由や本質、
大切な役割を感じることができる
一冊かもしれません。
前の日に『戦争は、』を
先に読んだ後ってこともあり
このフレーズも
重みを感じずにはいられません。
僕自身も、「もしぼくが○○だったら・・・」って
想像巡らすときはあります
特に、イラストプレゼン講師としては
「もしぼくが初心者だったら」とか
「もしぼくが仕事でお絵描きが
できるようになりたいって思う人だったら」なんて、
常にイメージをし続けて講座内容を考えたり
講座の運営をしていますし
創作ときは、「もし僕が棒人間だったら」って妄想しまくって、
いろんな所業や感情に想いを巡らす毎日です(笑)
ただ、本は出した身ではありますが
実際に本そのものの気持ちを想像したことって
ほとんどなかったんですよね。
この絵本を通じて、本がどんな想いで
僕たちに寄り添っているのかを
改めて考えさせられました。
この絵本にも、作者レトリアさん親子の
絵と言葉の力で心に響くメッセージが
散りばめられていて、
読むだけで
なんだか優しい気持ちになり
今自分のまわりにある本、
これから出会う本との関係が、
少しだけ変わるきっかけに
なるのではないでしょうか。
ちなみに、
僕自身が本になりきって
考えてみたのがこちら👇
もしぼくが本だったら
ぱらぱらとめくられるたびに、
新しい驚きや発見を仕込んでおく!
いかがでしょう?w
みなさんが本だったら・・・
この続き、なんて言いますか?
ユーモアと愛情に溢れた
『もしぼくが本だったら』
気になった方は、こちらもぜひ
手に取ってみていただけたら嬉しいです。
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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住所 | 愛知県名古屋市 |
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定休日 | 土・日・祝日 |