みなさん、突然ですが
「フィボナッチ数列」って
聞いたことありますか?
フィボナッチ数列は
自然界に広がる不思議な数列で、
この数列が生む「黄金比」は
多くの美しいものに隠れています。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
「フィボナッチ数列」という
言葉にはなじみは無くとも
この図を観た事ある方は多いはず↓
フィボナッチ数列は、
次の数字が直前の2つの数字の合計になる数列です。
1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34…
このシンプルな規則が、
自然界や僕たちの身の回りにたくさん潜んでいる
不思議な数字の並びであり、
この数列が生み出すバランスが「黄金比」といわれ、
植物の葉の配置とか、ひまわりの種の並び方、
さらには建築や芸術、デザインにまで影響を与えていて、
見ているだけで「なんか美しい!」
って思えるバランスを生み出してくれています。
フィボナッチ数列の数字を前の数字で割ると、
その答えは「1.618」に近づいていきます。
この数値が「黄金比」であり、
調和の取れた美しさを感じさせる
特別な“神の比率”とも呼ばれるもの。
5 ÷ 3 = 1.666
8 ÷ 5 =1.6
13 ÷ 8 = 1.625
ね、数字が大きくなるほど、
結果は1.618に近づいてます。
黄金比に基づいた形や配置は、
私たちの脳にとって無理がなく、
心地よいと感じやすいのです。
で、なんで
急にこんな話をしているのかと言うとw
実は…棒人間のイラストにも
この「黄金比」が関係しているんです!
実は僕は、棒人間を描くときに
「三分割」や「九分割」を意識していますが、
作業ちゅうは夢中になって描いてることが
ほとんどなので感覚や目分量で描くことがほとんどですw
なので、
自分の描く棒人間は
「フィボナッチ数列」に
ちゃんと当てはまるのか?
と思いたちまして検証してみました。
ここ最近描いてきた棒人間たちに
フィボナッチ数列の螺旋図を
当てはめてみたんですが
その結果がこちら↓
すげーーーー!
バッチリ当てはまってますね!!
直立した三頭身の姿はもちろん、
動きのあるポーズでも
フィボナッチ数列にしっかり
当てはまってたんです。
さらに、棒人間に小物を持たせたり、
二人組で描いたりするときも、
この螺旋上に視線の流れが生まれていて
自然で見やすくなってる構図だということが
気づかされます!!!(自分で描いたものなのにw)
どうやら、かわいさや躍動感、
そして観る人への安心感って、
このバランスの秘密が関わってるですね。
まさに、
今まで自分が感覚でやってたことに
「答え合わせ」できたような感じです!
黄金比って、脳が心地よく感じる自然なバランス。
僕たちの視覚には負担が少なくて
「なんか落ち着く〜」って感じるみたいです。
だから、
棒人間にもこのバランスを取り入れることで、
誰でも「見る人を惹きつける」
イラストが描けるようになります!
「でも黄金比とかフィボナッチ数列とか、やっぱり難しそう…」
って思うかもしれませんよね。
そんな方には、まずは方眼紙や方眼ノートを使って、
シンプルに三分割や九分割を意識して練習するのがオススメです。
これだけで、自然なバランスが取りやすくなって、
見た目がかわいらしくなりますよ!
ぜひ、棒人間のバランスに
黄金比をちょっぴり意識して
取り入れる感覚を楽しんでみてくださいね。
みなさんの
「見ててホッとするイラスト作り」
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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