最近、誰かに挑発されたことはありますか?
または、あなた自身が誰かを挑発してしまったことは?
「挑発」という言葉、
聞くだけで少しドキッとするかもしれませんね。
どんなイメージや感情が湧きますか?
国際ニュースを見ていると
「挑発」という言葉は
ほんと頻繁に使われてますね。
ロシアや北朝鮮、中国などの国際的な外交問題や、
アメリカの大統領選挙でも「挑発」の応酬が見られます。
こうした国際関係や政治的駆け引きだけじゃなく
実は私たちの日常にも、
この「挑発」は
あちこちに転がっているんです。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
家族や友人、同僚との会話の中で、
意図せずに相手を怒らせてしまったり、
ちょっとしたアドバイスや冗談が
過激になって拗らせることってありますよね?
そんなとき、実はお互いに
「挑発」し合っていることがあるかもしれません。
「挑発」って、相手の反応を引き出そうとする行為です。
わざと相手の感情を刺激して、反応を見たくなることがあります。
時には悪意はなくても、やりすぎると
関係がぎくしゃくしてしまうこともありますよね。
なんだかとっても人間性を感じる行為ですw
という事で今日は、
「挑発する棒人間」
描き下ろしてみました!
「挑発」は、様々な表情や仕草、振る舞い、言動を通して
相手を刺激して、感情的にさせて反応を引き出す行為で
他の言葉で言い換えると
「煽る」「煽り立てる」「焚きつける」
などでも表現できますね。
ブルース・リーのような格闘の達人が
敵を前にして挑発する仕草
真っすぐに直立して
手のひらを反して指だけ動かして招く
反対の腕は構えることなく
自然体で対峙しているイメージが
強さを感じさせますね~。
バトル漫画によくある光景で、
一度は強敵にボッコボッコされながらも
復活し能力が覚醒した主人公の多くが
この堂々たる立ち振る舞いをして、
僕らを痺れさせてくれますw
今度は逆に、敵役がやってそうな挑発です。
横柄な直立姿勢に、あごを突き上げて
相手を見下すような視線を送って
手を招く仕草。
対峙している相手にたいして
メチャメチャ優位感があります。
招く手は前に突き出すように見せるため
手自体を大きく描き、
腕の線はチラッと見えるだけにしました。
模写する方は、
バランスや配置を工夫してくださいね!
先日のブログで紹介した話題の
Netflixドラマ『極悪女王』
ゆりやんレトリィバァさん演じる主人公が
悪役“ダンプ松本”として覚醒して
非道行為を炸裂させて
リング上で観衆を挑発するシーン
とてつもなく印象的でした!
この(↑)ブログ描くときは
腰を落として、踏ん張って
両手を広げて、頭を前に突き出す
という姿勢が組み立てられず
描き切れなかったので、
ようやく開発できたので
ここで披露させていただきましたw
急にほのぼのとしましたねw
やんちゃな子どもが
大人に悪態をつくシーンとして
昭和のドラマやマンガにはよく観られた
愛嬌たっぷり挑発ポーズですね!
肘や膝は外に張り出すように描くことで
“やんちゃ”“わんぱく”なイメージになります。
挑発ポーズとして一時代を築いてきた
「おしりペンペン」
実際にやってる人って見たことないけどw
もはや絶滅危惧種です。
ポイントはお尻を突き出す雰囲気を
どのように表現するか?で
「お尻」と「頭」の配置関係と
ちらりと見える「胴体の線」の
引き方にかなり工夫が必要でしたが、
試行錯誤の結果、
とてもイイ感じに仕上がりました!
なんかコイツ見てるだけで、
腹立ってきませんか?w
ボクサーのファイティングポーズで
軽くステップを踏みながらの臨戦態勢
戦う気満々で相手を挑発しています。
①②と比べると
対峙している相手に対して
明らかな優位性というより
“挑戦する意思”を強く感じます。
カンフー映画で雑魚キャラが
主人公に立ち向かう時にやりそうな挑発ポーズ
挑発、、、というより
カマキリが威嚇してるのを真似てる
という方が正しいかもしれませんwww
いかがでしたか?
「挑発する棒人間」を描きながら、僕が感じたのは、
シンプルな彼らの中から生まれるメッセージ
多くの場合、相手を挑発することで
自分が優位に立ちたいという「自己優越感」が働いていたり、
また、ストレスや不安を抱えていると、
他人への挑発を通じて
その感情を発散しようとすることもあります。
棒人間は、その簡潔な形でありながら、
表情や身振りを通じて多くの感情を表現します。
これって、
挑発に対してどう対応するか
というヒントになると思いませんか?
もしも、誰かに挑発されたと感じたとき、
自分のなかで、こんな棒人間たちを思い出せば
感情に飲み込まれず、シンプルに対応する
冷静さを持てるはずです。
この棒人間の視点で、日常の「挑発」に向き合うことで、
より良いコミュニケーションを築けるかもしれませんね!
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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