これまでに
棒人間でいろんなポーズを
描いてきましたが、
はじめの頃は
「座る」ポーズというのが
大の大の苦手で・・・
受講者さんからリクエストされたときは
冷や汗流しながら描いてましたw
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
これは3年前(2021年)に描いてた
「座る棒人間」
腕と脚が線だけの棒人間で
座る姿勢を描くというのは、
線が重なったり、椅子を描き込むと
交差する位置が潰れたりして
“それっぽく”見えなくなります。
当時はむずかしくて、
椅子に座る姿勢は
これくらいが精一杯の表現でした・・・・
だから、イラスト自体に
汎用性が乏しくて
通常では「椅子」はあまり描かないように
「座る」動作を見せなくても
表現できる方法を考えてました。
座る姿勢を全部そのまま描かなくても
こういった描き方をすれば
“座っている状態”はイメージできますよね?
できるだけ
苦手だった「椅子に座る」姿を
描かないように、描かないように
自分の描きやすい範囲で
表現を模索してきたんですw
・・・だったんですが、
ここ最近なんだか
「座るポーズ」構造が解ってきたというか
その仕草の描き分けがとても面白い!
という事に目覚め初めまして
「座る棒人間の研究」
が進んでおりますw
椅子に座る姿勢は、
背筋、腕、脚、顔の向きの工夫で
棒人間でもその人の印象や
魅力や性格、さらには
その場の雰囲気までも
描き分ける事ができます!
内股で膝を揃えて椅子に座る姿勢
足首は外側に開くと
おしとやかで可愛い印象になり
両手を両ひざに置くことで
落ちついた雰囲気も醸し出せます。
手で隠れてますが、
見えない部分の太腿と膝の位置は
仕草のポイントです!
脚の形は①とほぼ同じですが
上半身は少し斜め後ろに寄りかかって
片腕で支えている姿勢。
和やかでリラックスした雰囲気を
感じる座り方になります。
②の姿勢から、
両手で支える姿勢にしました。
手の位置は太腿と揃えることで
身体全体が前のめりになって
下を覗き込んでいるような構えになります。
椅子というより、防波堤や大樹の枝など
少し高い場所で腰を下ろしているように見えるので
“元気”“楽しい”印象を与えますね。
膝や足先の向きがバラバラで
大きく姿勢を崩した姿勢
行儀は悪いですがw
ワイルドでカッコいいですよね
自由な雰囲気や
自信のある印象を感じます。
片足を膝の上に載せて
膝を開いた状態で足を組んだ座り方
上半身は後ろに倒しながら
椅子のひじ掛けを使って片腕頬杖
・・・偉そうですw
④以上に自信にあふれていて
イケイケな王様や社長のイメージです。
片脚で隠れて見えない
太腿と膝の位置はこんな感じです。
日常的にこの座り方をしている人は
ほとんどいないような気もしますがw
ファッション誌とかで
モデルさんがこういうポーズ
よくやってますよね!
なんだか可愛くて
雰囲気が良かったので描いてみましたw
考え事や想いに耽っているような
⑦脚を組んでパソコン作業
オシャレなカフェや
コワーキングスペースとかに
いそうな意識高い棒人間w
膝の上の「足首」をどこに置くかで
構図の分かりやすさや
仕草の印象が全く変わってきます。
(ここが最善ポジションです!)
パソコンで隠れて見えない部分は
こんな感じ。
パソコン以外にも
「本」「タブレット」「バインダー」などに
差し変えてもイイですね。
いかがでしたか?
ちょっと前まで苦手意識を持っていた
「椅子に座る棒人間」でしたが
こうやってずーっと描き続けていたら、
かなり好きなポーズになってきました!
一見複雑で、難しそうに見えるかもしれませんが
線の長さ配置のポイントが押さえられたら
かなり描きごたえのあって
自信がつくイラストになりますよ!!
マスター講座でもこうした棒人間
沢山お伝えしてます^^
↓↓↓オンライン講座情報はコチラから↓↓↓
(★画像をクリックすると案内ページに飛びます)
アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
|
住所 | 愛知県名古屋市 |
---|---|
定休日 | 土・日・祝日 |