「ポーカーフェイス」とは
感情を表に出さず表情を変えない顔のことで、
またはそうした人物を指します。
マンガや映画のクールなキャラクターや
ミステリアスな登場人物などは
こうした特徴を兼ね備えていて
魅力的に描かれていますよね!
個人的には最強のポーカーフェイスは
この方だと思いますw
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
ポーカーフェイスってのは
僕たちの普段の生活や
ビジネスシーンでも見られるもので
交渉事や意見の相違がある会議や
サプライズを仕掛けるときなど、
感情や心の内を
相手に悟られないように
冷静を保とうとしたり、
無表情を“意識する”事は
誰にでもあると思います。
僕はふだんは棒人間で
“感情豊かな”表情を
描く事が多いですが
人の心と接するお仕事をされている
受講者さんや読者さんからは
「感情を表に出さない表情」
ってのも実は要望があったりします。
という事で今日は
ポーカーフェイスな棒人間
を描いてみました。
イラストでポーカーフェイスを描くには、
表情を極力控えめにすることが必要で
線は極力少ない方が効果的です。
まず眉と口は
小さな山なり曲線で表現することがポイント
これだけで顔の「力み」がなくなります。
そして目の形によって
様々な「無表情」が描く事ができます。
①まずは「直線」
軽く目を閉じるよな状態で
「見ざる、聞かざる、言わざる」のような
外部からの情報を一切を遮断しながら、
冷静を保とうとしている表情
②これに「点」を加えると
上まぶたが軽く落ちた半目の状態
非常に冷めた印象を与える眼差しになります。
③さらに「線」を加えると
下まぶたも視界を狭めようとする
状態になります。
無表情でもちょっとネガティブよりな感じかな?
この目の形って、
実はいろんな感情が見え隠れし始めるので
受講者さん意外と好きな人が多いですね。
④上記の目の「点」抜き、
二本線の左右を「()」で閉じると
白目の状態になり
ロボットのような無機質さが出せます。
⑤その他の形では
二本線をめちゃくちゃ短くして
重ねると、ショボショボした眼になり、
無表情というよりは・・・
目から何も悟らせないぞ!
という「意志」を感じる表情になります。
(なんかややこしいなwww)
あともう一つ
「ポーカーフェイス」で使える目の形で
⑥マンガ的な表現
というのがあります。
これは③の発展形ともいえる形で
瞳を大きく描く事で
無表情でも可愛さが出てきます。
アニメや萌え系キャラは
結構こんな目をしているのです。
でこの目の形、
レベル上がったように
思われる方もいるかもしれませんが
実は・・・
ローマ数字の「Ⅱ」
って捉えてもらえると
覚えやすくて、かつ
描きやすくなると思います。
瞳の部分が大きいので
さらに「網掛け」や「塗りつぶし」など
表現の方法も広がります。
虚ろのようにも見えたり、クールにも見えたり
実は奥には何か思慮深いものがあったり・・・と
「Ⅱ」を使う事で
魅力的な眼差しが気軽に描けるはずです。
いかがでしたか?
ポーカーフェイスは
感情を内に秘め、冷静沈着を保つために
顔の動きを抑えた「無表情」なのですが、
決して感情がないわけではありません。
その無表情の背後には、
深い思考や熱い情熱が隠されていることもあるので
実はそのシンプルさの中に
深い魅力を秘めているんですよね。
そんなことを想像を膨らませながら
棒人間で表現することは、
内面を豊かに描く練習にもなるはずです。
ぜひポーカーフェイスの棒人間も
挑戦してみてください!
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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