イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

日本にキャラクターがいっぱいいるのはなぜ?

ブログ

 

 

週末のお楽しみの一つ

NHK『チコちゃんに叱られる』

 

 

 

いつも基本的にはボーっと

“ながら視聴”してるんですがw

 

 

今回はまた興味深い問題が出て

「お!」っと思って

画面に食らいついてしまいましたw

 

 

 

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 

 

 

これまでも「チコちゃん」ネタで

定期的に記事を描いてきていますが、

 

 

 

デフォルトモードネットワーク(DMN)と棒人間

 

チコちゃんが言いました「人間だけが絵を描けるのはなぜ?」

 

 

結構、このブログで取り上げたくなる

ネタを提供してくれるので

ボーっとしながらも見逃せません。

 

 

そんな今週の2問目に出てきた

チコちゃんの質問が

 

 

 

 

なんで
日本にキャラクターが
いっぱいいるの?

 

というもの。

 

 

 

みんなご存じの通り

アニメやマンガ大国として

世界に誇るポップカルチャーを

発信しつづけている日本ですが、

 

そういった作品に

登場するキャラクターに限らず

 

 

 

 

企業のマスコットキャラや

ご当地ゆるキャラ

 

啓発活動やイベントの

イメージキャラクター

 

癒しグッズやコレクショングッズといった

キャラクタービジネス などなど

 

Embed from Getty Images
海外の方から見れば驚くほどの

数多のキャラクターが誕生しており

 

ありとあらゆるところで

我々の日常に様々なキャラクターが

存在していますよね!

 

 

 

今回のチコちゃん答えはこうでした。

 

 

 日本人古来の思想とキャラクター

 

なぜ日本にキャラクターが

いっぱいいるのか?

 

 

 

もちろん諸説ありを前提で

今回取り上げた答えが

 

 

日本には

八百万の神がいるから

 

 

というものでした。

 

これは正直、

思った通りの答えでしたね!

 

 

 

八百万の神とは動物、植物、山や川など

ありとあらゆるものに宿る神様のこと。

 

その後、動物や自然に限らず

扇子や茶釜など月日の経った道具にも

魂が宿ると信じられるようになったんだとか。

 

 

この道具にまで魂が宿るという考え方は

世界的に見ても非常に珍しいそうで、

キリスト教やイスラム教といった

一つの絶対的な神様を信じる宗教では

なかなか受け入れ難い考え方

 

といように紹介されてました。

 

 

 

それから現代のキャラクターに

大きく繋がっていくのが

江戸時代に描かれるようになっていった

「妖怪画」だそうで、

 

 

鳥山石燕の「画図百鬼夜行」はじめ

葛飾北斎の浮世絵も紹介されていて

ニヤニヤしながら観てました猫2

 

 

 

この辺りは、先日の「水木しげる展」で

ビンビンと感じてきたものだったので納得です。

 

「水木しげるの妖怪百鬼夜行展」

 

 

森羅万象、目に見えない“何か”を

なんとか観ようとする、

身近なものとして親しみを感じたい!

 

という古来から受け継がれてきた

日本人ならではの好奇心なんだと思います。

 

 

それから

『チコちゃん』見ながらふと思った事で

番組では触れてなかったので

 

 

 

「アニメーション」と「アニミズム」

 

って言葉の意味の繋がりにも

ちょっと調べてみました。

 

 

アニミズム【animism】

あらゆる自然物に霊的な存在があると認識する世界観で
精霊信仰とか、世界各地のさまざまな民族の宗教や風習に見られます。

 

アニメーション【Animation】は、一般的には

コマ撮りなどによって、複数の静止画像により動きを作る

動画技術のことですが、

 

実は、アニミズムと同じ語源で

ラテン語の「アニマ(Anima)」から由来しています。

 

 

アニマとは

「命のない動かないものに

 命を与えて動かすこと」

を意味するそうで

 

 

 

 

自然界の万物に神様が宿ると考えた、

日本独特の「八百万の神」の宗教観は、

現代のアニメやキャラクターづくりに

根づいているものだと思うと、

なんだか誇らしく感じますね!

 

 

 

 

 

僕が描く「棒人間」は

 

人間の形を説明するための

“絵記号”でしかなかった棒人間に

 

感情や命を与えたものです。

 

 

 

誰でも描ける

とてもシンプルな

キャラクター造形ながらも

 

いろんな感情や個性が

与える事ができるため

 

描く人も見る人も楽しみながら

コミュニケーションの幅を

広げてくれます。

 

 

 

 

 

自分で「棒人間」を描くときも!

 

先日リリースした

LINEスタンプを送るときも

 

 

 

ズキズキ♪ワクワクハートたち (複数ハート)するのは

その根底には、日本古来の宗教観も

根付いているのかもしれませんね!

 

 

 

 

 

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河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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