価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
1984年6月。
お菓子メーカーの江崎グリコが
展開した新聞広告
(写真:https://a-sh.co.jp/blog/glico-ad/)
「か人21面相」を名乗る犯人グループよる
製品に青酸ソーダを入れたとする脅迫など一連の
「グリコ・森永事件」
自社の菓子が
店頭から撤去されるという
グリコとしては
正体の見えない脅威との戦い
未曽有の経営危機でしたが
この広告で人々の共感を訴え
乗り越えてきたといわれています。
あれから38年・・・・
正直、当時小学生だった
僕らの記憶からは
薄れかけてたけど、
今月、3月24日付で
グリコでは約40年ぶりの社長交代が
行われるというニュースにふれ
子ども心におおきな
衝撃を与えた昭和の大事件が
鮮明によみがえってきました。
「グリコ・森永事件」の
始まりとなった誘拐事件の被害者
となった江崎勝久社長は
会長に就任されるそうです。
そしてそのグリコは
先月創立100周年を迎え
記念ウエブサイトでは
100年の歩みを振りけることができます。
おめでとうございます!
グリコと言えば
大阪道頓堀のシンボルにもなっている
↑このマークですよね。
これホントの名称は
「ゴールインマーク」
と呼ばれており
1922年の創業時から使用されている
歴史あるマークです。
この100年の間に、時代と共に
イラストは何度か変更されてきました。
NHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』の
主人公だった金栗四三さんがモデルになってるものも
あるそうです。
ほとんどの人は「ゴールイン・・・」とは言わず
「グリコのポーズ」と言ってそうでw
本当に日常生活に溶け込んでいるアイコンですよね!
そんな「グリコのポーズ」ですが
真似することはできても
真似して描くのは結構難しいですよね。
真正面からの走る姿は
多くのイラスト描きを
泣かせてきたと思います
そこで、
この「グリコのポーズ」
棒人間ならどう表現するか
挑戦してみました!
真正面から走る姿を
描くためには
前後の遠近感をどの様に表現するか?
がポイントになります。
① 頭・胴体を描く
頭・銅・腰までは
今まで通り描いていきます
比較的身体の部分は
スリムに描くと
腕・脚のバランスがキレイに見えます。
② 脚を描く
ココが最大のポイントですね
左右の脚の形や、足のサイズに
注目してください。
大きさが違うことで
前後の関係が見えてきます。
これによって右側の膝(折れ線)は
後ろに蹴り上げているのではなく、
前に振り出している様にみえます。
③ 腕を描く
手はいつものバンザイポーズでOK!
オリジナルの「グリコマーク」は
肘が曲がってるように見えますが
ここは無視して直線で腕を描くことで
ポーズに勢いを与えます。
④ 服を描く
より「グリコ」に近づけるため
ここはキャラ描きのテクニックで
短パンは描いておきましょうw
首元と脇のラインを描くだけで
ランニング部分は描けます。
④ 顔を描く
清々しくゴールインするなら
この顔のパターンが一番ですね!
がっつり寄せたければこんな感じw
走る棒人間の描き方の中でも
真正面で、腕脚が前後に動くポーズは
非常に描き手を悩ませるものですが
ますは脚の遠近感
意識して描いてみてください!
元気にゴールインする棒人間は
何か達成するイメージとして
モチベーションが上がる
アイコンにもなると思います!
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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住所 | 愛知県名古屋市 |
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定休日 | 土・日・祝日 |