イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

棒人間が動き出す(( の描き方

 

 

ここ数日「リボーン」のネタが

続いていて

 

 

まだまだ描きたい事はありますがw

徐々に通常運転に戻しております。

 

 

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

リボーンを終えて一発目の

オンライン講座は

 

棒人間の描き方講座<初級編>

 

 

もう100回以上は

やっている講座ですが

 

僕も棒人間と

改めて向き合い直したこともあり

ちょっと不思議な新鮮な気持ちw

 

 

 

ブログを読まれてた方が

 

 

リボーンを経験した

河尻さんがどんな棒人間講座をするのか

楽しみにしてきました~!

 

 

なんて言ってこられて

嬉しかったですね~。

 

 

ありがとうございますぴかぴか (新しい)

 

 

 

 

そんな講座の中で、

面白い質問をいただいたので

 

今日はそれを

取り上げてみます。

 

 

 

 

 動きを表す漫画符号(まんぷ)の描き方

 

棒人間の動きを出すときの

“チョンチョン”

ってやつの描き方が

よく分からないんです・・・

 

 

「チョンチョン」っていうのは

コレのことです↓

 

 

 

 

 

 

 

走る棒人間の腕の当たりに

「チョンチョン」がある事で

 

大きく振られているような

動きが強調されています。

 

 

 

これは

 

漫画符号

(通称「まんぷ」)

 

 

と呼ばれるもので

 

「まんぷ」の威力!棒人間のおもしろい描き方

 

マンガ表現ではお馴染みで

 

棒人間イラストでも

欠かせない表現テクニックです。

 

でも、

 

本当に些細なところで

表現されているものなので

 

普通に眺めているだけでは

気づかれないところでもあり

 

“描ける人”は空気を吸うように

自然とやっちゃうし

 

 

“描けない人”は

実際に挑戦してみても

どうやって描いていいのか

分からないという人も多いですね。

 

 

この「チョンチョン」は

マンガ表現でもイラストでも

一番使われている「まんぷ」だと

思いますので、

 

この描き方を知ってるだけで

棒人間の表現の幅や深みが

どんどん広がります。

 

 

なので今日は

 

「チョンチョンまんぷ」について

 

大真面目に語ってみますw

 

 

 

 

 

 (( の意味を知る描き方

 

今回取り上げている

「チョンチョン」って

 

テキストで表現すると・・・

 

 

((

 

 

 

です。

 

 

アスキーアートや顔文字でも

 

 

(((^-^)))
(((o(*゚▽゚*)o)))
(((゜Д゜;)))

 

 

って使われていて

身体が揺れてる、震えてる

ような表現に見えます。

 

 

これ最初に思いついた人

天才ですよねw

 

 

 

 

これが「手描き」となれば

いろんな方向に配置できるので、

様々意味を持たせることができます。

 

 

 

 

 

 

漫画符号としての呼び方は

一般的には「動線まんぷ」とよばれ

 

 

視覚情報における「残像」であり

コレがある事で観る人は

「動いている」ことを認識します。

 

 

 

ご覧のとおり

同じ「〇」の形でも

 

「動線まんぷ」の

 

置き方次第で

様々な状態(動き)が

描き分けられます。

 

 

 

先ほどの走る棒人間

 

 

頭・腕・脚と

それぞれの動きで

強調したいところに

配置してみました

 

 

 

協調したい「動き」が
それぞれ違ってきます。

 

 

 

全部のせするとこんな状態です↓

 

 

 

 

上の3人の棒人間と比べると

進行方向がわからなくなってます。

 

動線まんぷが示す見えない

矢印(動きの向き)がぶつかって

 

進むのではなく、

その場でゆらゆら揺れてる

状態になってしまいました。

 

 

 

 

「カバンに取り付けた

マスコットがユラユラしてる」

 

「一生懸命走ってるけど空回り」

 

といった表現としては使えますが

進行方向がある場合は

 

動線まんぷを

どの位置で描くかも大切です。

 

 

 

唖然とする棒人間も

 

動線まんぷが前方にあると
身体が後ろに倒れていきそう見えますが

 

 

動線まんぷを後方に配置すると、

ふわ~っと(何かの力で)

起き上がってるように

見えてきます。

 

 

 

 

二人組の場合も

動線まんぷを揃えると関係が

わかりやすくなります。

 

 

動線まんぷによって

圧力や気の流れ、関係性の強弱などが

わかりやすくなります。

 

 

 

 

 

 

 

まんぷの位置が変われば

立場逆転ですw

 

 

 

 

 

 

ぜひ「動線まんぷ」の描き方を

工夫して動きのある棒人間に

チャレンジしてみてください!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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お問い合わせ

アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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