価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
日本が終戦の日を迎えた日、
遠く西アジアの
アフガニスタンでは
歴史を大きく揺るがす
衝撃のニュースが起こりました。
アフガニスタンの
反政府武装勢力タリバンが
首都カブールを制圧し政権を掌握
9.11同時多発テロ以降
20年にわたって介入してきた
アメリカ軍の8月末撤退を
待たずしての速攻制圧と
アメリカをはじめとする
各国のこの20年にわたる
軍事介入はいったい何だったのか?
と思わずにはいられません。
首都カブールは一時パニックに陥り
空港には国外脱出をはかろうとする
人々が押しかけ
滑走路では米軍の航空機を追いかけ
飛び乗ろうとする人もいたんだどか。
うわーーーー!
ほんと大混乱にみえますね。
まるで映画『ワールドウォーZ』で
ブランド・ピットが脱出するシーンを
彷彿とさせる光景です。
だけど、
この映像の次の瞬間、
え?!( ̄▽ ̄;)
カメラに向かって手振ってる?
しかも、かなり笑顔です・・・・
テロップとのギャップ過ぎて
何度見したことか・・・
よくよく映像を見ると
他にも笑って走ってる人も
結構、観えるんですよね。。。
タリバン関係者?支援者?
これは一体どういうことでしょうか?
表面的なニュースだけ見ると
(すごい乱暴な言い方をすると)
「悪の組織」が
民主政権を倒して
国を乗っ取った!!
みたいに受け止めてしまいますよね。
たしかに
人権侵害やテロの温床として
国際的に批判を受けている
部分もありますが、
これは欧米的な
評価によるところも大きいです。
二年前、アフガニスタンの現地にて
凶弾に倒れた中村哲医師
アフガニスタンで長年
人道支援に取り組んできた中で
タリバンに対して
こんなことを語っておられます。
出展はコチラ↓
欧米の評価に疑問を投げかけています。
「反政府」「武装勢力」という言葉自体が
なんか「=悪い人」イメージの刷り込みもあるけど
20年も外国の支援を受けながら
自立できなかった(させてもらえなかった?)
「民主政権」っていうのもどうなのか?
政府関係者の腐敗も著しかったといいます。
さらには、
欧米の支援を受けていたアフガン政府軍と
タリバンの戦力差は
公称で30万 VS 6万といわれるなかで
5分の1の兵力のタリバンが
装備も上回るアフガン政府軍に対して
スピード制圧を実現できたのは
「武力」だけで勝利しているとはいえず
20年にもおよぶ欧米の介入や
それにおんぶにだっこの政府を
見限った人々も多く
そういう民意も柔軟に味方につけてる
からだとも言われています。
国際社会は
“武力”で復権を果たした
タリバン政権を承認するか否かを
問われることにはなるのですが
真意や人権に対する姿勢や
今後の施策を見極めながら
各国の正義や価値観の押し付けではなく
平和共存のための「対話」を
続けて欲しいと願います。
僕たちも一部の「言葉」に
囚われて価値観の押し付けや
一方的な評価のみに陥らないように
いろんな角度で物事を見極め
自分のアタマで考えるという事が
これからの益々求められる
大人の思考じゃないでしょうか?
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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