
先日、NHK名古屋放送局で開催中の
大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』
全国巡回展に行ってきました〜!
今年の1月の放送開始から
全国各地のNHK放送局巡って巡って
ようやく名古屋にやってきました!!

NHK名古屋放送局の1階で
開催されているこの展示、
なんと入場無料!
テンションアゲアゲで
突撃してきましたので、
今日は“推し活ぶろぐです”(笑)
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
大河ドラマ検定2級
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
まず会場に足を踏み入れると、
大河ドラマのキービジュアルが堂々と出迎えてくれます。

横浜流星さんの溌溂とした逞しい姿
小芝風花さんの花魁姿、
何度見てもそのかっこよさ、
美しさに引き込まれますね。
その隣には花魁「花の井(瀬川)」が
実際に着ていた打ち掛け!
その名も
「からくれない色地竹模様ちりめん打ち掛け」
赤と竹模様がめちゃくちゃ目を引きます!

パネル展示も見ごたえ満点
登場人物紹介やあらすじ
さらには史実に基づいた蔦屋重三郎の生涯
脚本家・森下佳子さんのインタビューなど、
情報が盛り盛りだけど
分かりやすくまとめられていて、
観たことある人も、
これから観ようかなって人も
楽しめる仕掛けになってたよ!
ドラマもいよいよ佳境を迎える中
蔦屋重三郎が、寛政の改革の中で
どうエンタメで立ち向かっていくのか…
読んでるだけでこれからの
ストーリー展開にドキドキワクワクです!

名場面や撮影の裏側のメイキング写真も!
渡辺謙さんと高橋秀樹さんの
真剣な表情のオフショットたまらんw

個人的に一番グッときたのが、
物語を支える小道具のリアルな存在感!
『金々先生栄花夢』や
『瀬川の身請け証文』とか
鱗形屋や瀬川の運命
小道具ひとつでズドンと伝わってくる!
蔦重との関係も思い出されて
感情揺さぶられます…。
あとこれも痺れます

湖龍斎の絵を真似た唐丸の絵
後の喜多川歌麿が子ども時代に
蔦重を魅了させた才能!!
このシーンも大好きです。

ドラマを彩る美術セット
設定資料を覗くと
当時の様子を忠実に再現しよとする
たくさんのこだわりがいっぱい!
吉原の街並みや蔦重たちが居住する家の中など、
こういうの観るとまたドラマを見返して
より細部まで楽しみたくなりますね!

綾瀬はるかさん演じる“語りのお稲荷さん”
「九郎助稲荷」が再現されていて
フォトスポットになってます!
体験できて面白いのが「浮世絵スタンプ」

一色ずつ五回の重ね押しを行うことで
吉原を歩く稲荷(綾瀬はるかさん)の姿を
綺麗に浮かび上がって一枚の画が仕上がります。
ドラマの世界観を楽しみながら、
江戸時代の浮世絵の技法を疑似体験できて
思わず「へー!」でした。

「べらぼう」好きとしては、
ここまでの創り手の熱意を感じられる展示を
入場無料で楽しめるなんて
ありがた山の寒がらす~にございます!
展示を見ながらふと感じたのは、
「創る」って、
やっぱりいいなぁってこと。
衣装も、小道具も、絵も、ストーリーも、
どれも“誰かの想い”が込められてて、
それが集まってひとつの世界を創り出している。
僕自身、日々作品を描いているけど、
あらためて「創造する力」って
素晴らしいなぁって、胸が熱くなった。

大河ドラマが好きな人も、
ものづくりが好きな人も、
ちょっと気になってるだけの人も、
ぜひ覗いてみてくださいね!!
名古屋での展示は9月15日(月)まで!
| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |