手塚治虫の『千夜一夜物語』を観たよ。

 

 

朝ドラ『あんぱん』に登場してきた

アニメ映画『千夜一夜物語』

 

 

その存在を知った瞬間、

「えっ、そんな作品があったの！？」

と驚きました。

 

 

 

 

しかも、手塚治虫さんと

やなせたかしさんが

手を組んでいたという事実も相まって、

もう興味津々で・・・

 

 

観ちゃいましたよ。ｗ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『千夜一夜物語』を観て思ったこと

 

朝ドラ『あんぱん』をきっかけに、

手塚治虫さんとやなせたかしさんが

手を組んでいたという事実を知りました。

 

 

正直、こういう事実を知れるだけで

もうワクワクが止まらないですね。

 

 

「へぇ～！そうだったんだ！？」

っていう驚きと感動。

 

 

 

そんな流れで

 

1969年に公開されたアニメ映画

『千夜一夜物語』観てみたい！

 

と思ってたら……

 

 

 

 

なんと虫プロダクションの公式Youtubeにて

期間限定で無料配信中でした！！

 

2025年9月17日までって事なので、皆さんもお見逃しなく～！

 

・・・で、観た感想ですが、

 

 

いやぁ、

もう衝撃的でした！！！！！

 

 

 

まず最初に言いたいのは、

「昔のアニメ作品」というイメージが

完全に覆されたことです。

 

 

 

 

 

 

子ども向けでかわいい、教育的で安心、

という固定観念があったんですけど、

 

 

この作品は真逆。

 

 

観ていると「え、これ本当に手塚治虫？」って

何度も確認したくなるくらい、大人向けで大胆な内容💦

 

 

とにかく…エロい！

いやもう、エロすぎてびっくりしました。

 

 

乳房や性行為のシーンが

大胆に描かれていて、

 

「これ、現代の地上波じゃ絶対アウトだろうな」

と思わず苦笑いしてしまうほどでした。

 

うっかりリビングや

公共の場で観るのは要注意です！！

 

 

 

 

 

でもとっても興味深くて

面白かったのは、

 

そのエロさが直接的というよりも、

どこか寓話的で抽象的な

表現になっていることです。

 

 

主人公とヒロインが交わるシーンも

芸術的に官能の世界を描いているようで

 

これを、やなせたかしさんが

美術監督をやってたんだから驚きました。

 

 

 

作品全体を通して、

映像のクオリティや表現の実験性にも

目を見張るものがあって、

 

 

なんだかとってもカッコいい！！

オープニングの主人公が砂漠を歩くシーンから

全く古さを感じませんでしたね。

 

 

 

 

サイケデリックな色彩を大胆に使ったり。

映像から「どうだ、観客を驚かせてやろう」という

当時の作り手の熱意がビシビシ伝わってきて、

 

 

時代を切り開こうとする

パワーを感じました。

 

 

その背景には、日本が高度経済成長で

盛り上がっていた時代の空気があるんだと思います。

 

社会全体が未来へ突き進もうとする熱気に満ちていて、

手塚先生の「アニメを子どもだけのものにしたくない」という情熱もあって、

あんな挑戦的で実験的な作品が生まれたんでしょうね。

 

 

 

 

 

欲望丸出しで無様に生きる

主人公アルディンには

まったく共感はできないのに、

なぜか惹かれてしまう。

 

 

この感覚は、

 

人間の本質を突いているからなのか・・・ｗ

 

 

 

 

『千夜一夜物語』は、

ただの古いアニメ映画じゃなく、

 

今の自分の創作にも刺激をくれる

“時代の熱”そのものが詰まった作品でした。

 

 

 

今こうしてYouTubeで

無料配信されているタイミングで

観られたのは、

 

本当に幸運だなと思いましたね。

 

 

作り手の情熱や時代背景も感じながら、

自分の創作にもつながる

インスピレーションをいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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