イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

好奇心に素直でいる勇気

ブログ

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

 

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

 

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 

 『チ。―地球の運動について―』

似顔絵講師仲間でもある

間瀬マヤさんの紹介

初めてその存在を知り

 

 

『ここは今から倫理です』

『ブルーピリオド』

に続いて

今年3回目の大人買いを

してしまいました!

 

 

『チ。―地球の運動について―』(小学館)

 

2021年度のマンガ大賞で2位となった話題の作品

 

 

 

15世紀のヨーロッパを舞台に

世界の真理や理論的な美しさを探究し
命を賭けて「地動説」を
証明しようとする主人公たちの
好奇心や信念を描いた物語です。

 

 

次代の価値観や絶対的教義に対して

疑問を抱き信念に命を懸けて

抗っていく主人公たちに

 

胸が熱くなり、

何度も鳥肌を立てながら

5巻まで一気読みでした!

 

 

 

 

 

 

「天動説」「地動説」って

世界史の勉強でやりましたよね

 

 

 

プトレマイオス

コペルニクス

ガリレオ・ガリレイとか

 

ちょっとややこしくて

結構、テストの引っかけ問題に

使われことが多くて

あまりいい印象がありませんw

 

 

 

コペルニクスは数学的に証明して・・・

ガリレオは望遠鏡作って実際に観測して・・・

 

裁判かけられて処刑されるときに

「それでも地球は回ってる」

って言ったのどっちだっけ・・・・?※

 

 

って感じになって

ゴチャゴチャになり

 

 

あーーーーーーめんどくさい!!!

 

って、

 

 

そもそも現代に生きる

僕らは地球が太陽の周りを回っている

なんて当たり前すぎて

 

いまさら「天動説」「地動説」

って、どーでもいいんじゃん!!

 

って、生理的に毛嫌いしてた人も

多いんじゃないでしょうか?w

 

 

 

 

そんな天文学史の話も

 

このマンガを読んで世界観や背景を

もっと深く知りたくなってきたので

 

改めて「地動説」について

いろいろと検索して調べてみてたんですが、

 

 

 

ガリレオもコペルニクスも

キリスト教世界から

異端扱いとされていましたが

処刑されていませんw

 


(刑務所の独房に描かれたガリレオ・ガリレイ。by Wikimedia Commons)

 

 

面白いですね!

自分の中での情報知識の錯綜に

思わず苦笑してしまいました

 

あと、ビックリしたのが、

 

ローマ教皇が、天動説を放棄して
地動説を公認したのって1992年で
つい最近の話だったこと!

 

【今日は何の日?】 1992年10月31日 ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世がガリレオに謝罪:時事ドットコム
 ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が、イタリアの天文学者、ガリレオ・ガリレイの唱える地動説を異端として撤回させた裁判が誤りであったことを認め、公式に謝罪した。ガリレオの死から350年目。写真右は関係者の報告を聞くヨハネ・パウロ2世【AFP時事】

 

 

正直、

 

 

「勉強」のための情報知識として

学んでいたときには

深い興味を持てなかったことも

 

 

マンガはフィクションだけども

歴史の裏には、こうした名もなき人たちが
とんでもない強大な権力に抗いながらも
努力や思想を繋いできたのかもしれない・・・

と想いを馳せると

 

ふだん触れることのない

知的好奇心に刺激を

与えてくれるので

 

 

ありがたいですね。

 

 

 

そしてなにより

この『チ。』という作品からは
受け取った大きなメッセージは

 

 

自分の好奇心に素直になって

やりたいことを貫くことへの勇気です。

これまでの世の中の価値観や常識のなかで
自分の興味や関心事、やりたいと思う事に対して

 

他人から「馬鹿じゃないの?」とか
笑われたり、否定されたり

 

周りの目が気になり過ぎて

息苦しさを感じている事は

だれにでもあると思います。

 

 

それにフタをしたまま生きていくのか

素直に向き合って前に進むのか?

 

 

 

僕でいえば

 

仕事中の落書きなんて「良くない」とされた

常識・価値観の中で

 

遊んでるようにしか見えない

「棒人間が何の役に立つの?」という

嘲笑にも近い周り目中を抗い続け

 

自分の好奇心に素直になって

進んでいる最中です。

 

 

そして

 

 

感動を残します!

 

 

 

 

 

 

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お問い合わせ

アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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