2026年本屋大賞
朝井リョウ著『イン・ザ・メガチャーチ』
読み終えたのは今年の春。
それ以来もう、
会う人会う人をつかまえては
「読んで!」
とすすめまくっている僕です(笑)
おかげさまで周りにも
読者がじわじわ広がってきて、
あの何とも言えない読了感を、
共に味わえる仲間を、
少しずつ巻き込んでいます
このお盆休みには
『正欲』を再読して、
映画版も観てしまいました。
作家・朝井リョウさん、
今の僕の中では完全にキーパーソンなんですよね。
あの発言のユニークさと
人の心底を射抜くような文章深さ、
本当に舌を巻きます。
そんな朝井さんが出演してるというので、
Eテレの『私の日々が、言葉になるまで』を
NHK+の配信で観ました。
4/18(土)21時よりEテレ『#わたしの日々が言葉になるまで』に出演いたします。今週のテーマは【「良さ」を伝えたい】。4月は1か月通して毎週出演いたします。是非お楽しみください。https://t.co/xv5T9Wi29L https://t.co/C97R1ebzW8 pic.twitter.com/guajzvipA8
— 朝井リョウ (@asai__ryo) April 18, 2026
初回放送は
感動やお気に入りの「良さ」を、
どんな言葉で伝えるか——
その表現の手立てを探っていくという内容で
番組の趣旨も内容も、そして出演者も興味深く
一度ではもったいなくて、
そのあと繰り返しで何度か見直してしまったほど。
うなずかされる言葉が、
次から次へと出てくる時間でした!
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
何かに感動しても、
つい「やばい」「すごい」しか出てこない——
そんな語彙の現状から、
どうやって自分がいいと思うものを
言葉にしていくのか。
番組では、作家や文豪、アーティストたちの
表現を手がかりに、さまざまな角度から
それを紐解いていきます。
その中で、ゲストの朝井リョウさんが放つ言葉に、
いちいち“なるほど!”“たしかに!!”と
ぐっと胸をつかまれまくってましたw
特に共感で身体が震えたのが
何かの良さを伝えるときのポイントとして、
例えばあるアーティストのライブに行って、
外から見れば2時間その場を通過しただけに見えるけれど、
会場に入った自分と、出てきた自分は、
もう別人になっている・・・という自身の感覚や体験。
その内側の変化こそを
言葉にしてみるといい、ってね。
これ、僕がずっと大切にしてきたことと、
まさにビンゴなんですよね!!
棒人間を使ったワークショップでも、
描きながら
「今、自分の中で何が起きているのか」
に目を向ける——
そんな時間をいつも取っているんです。
表情や姿勢や動作たった数本の線が
描く体の形で、言葉になる前の感覚を
まるごとアウトプットしていく。
文字だと身構えてしまう人でも、
棒人間なら「あ、今の自分ってこんな形かも」と
ポロッとこぼせたりします。
もうひとつ、
番組終盤での朝井さんの言葉にも共感!!
「よさ」伝えるための言語化の意味において
対象にものすごく向き合っているように見えて、
本当は最終的に自分自身と向き合っている。
って語られていて
「自分はここに琴線があるんだな」
「これは本当に苦手なことなんだな」と、
書きながら自分をカウンセリングしているような感覚になる、
という話でした。
つまり、物事の良さを伝えることは、
そのまま自分の良さや価値観を
はっきりさせていくことにつながっていく。
棒人間を使ったワークショップも、
まったく同じことができると思っています。
てか、やってます(笑)
棒人間で起きた出来事や
自分の体験を言葉にしていくことで、
より自分を深めていく——

まさにこれですね。
だからこそ、自分の確信をそっと
後押ししてもらえたようでしたね。
番組の最後に朝井さんが言っていた
言語化して自分を知っていく中で気がついたという
「自分はここに言葉を尽くしたいんだな」
というフレーズも、素敵な表現だなと染みましたね。
「言葉を尽くす」って
こういう、しなやかで豊かな表現を、
僕もこれからどんどん磨いて
“さらっ”と表現していきたいですね!!!
もちろん言葉だけでなく
棒人間の表現でも、
「ここに描き尽くしたい」
と思えるような、
みなさんの所作や感情に出逢っていきたいです!!
そんなことを、
あらためて心に決めたお盆終盤でした。

| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |