「気持ちはあるのに、言葉にならない。」
そんな経験、ありませんか?
伝えたいことはあるのに、
うまく言葉が出てこない・・・
言葉にしようとすればするほど、
なんか違う気がしてくる・・・

コミュニケーションや
人との関りの中で
言葉だけじゃ届かないこと
言葉だけでは引き出せないこと
意外と多いんですよね。
先日、受講生から
カウンセリングの現場で
棒人間を活用した体験を聞きました。

ずっと伝えてきたことが、
実際の現場で再現されたことを知って、
なんだかじわっと
うれしくなってしまいました。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
その日のクライアントさんは
「自分の感情がわからない」
という状態だったそうです。
丁寧に問いかけても、
言葉が返ってこない。
感情を言葉にできない人に、
言葉で問いかけても
届かないんですよね。
「言葉にならない」が起きた瞬間に、
そこで止まってしまう。
そこで受講生さん、
講座で使っていた棒人間の
「感情表情一覧表」を
そっと差し出してみたそうです。

「この中で、どれが近いですか?」
するとクライアントは、一覧表を眺めながら、
表情を組み合わせ始めたんです。
頭で考えるより先に、
「なんかこれ、近い気がする」
という感覚が動き始めたようで、
そして気づけば、
表情が全然変わっていたというんです。

棒人間って
「視覚・体感・言語」が連動するんです。
これ、僕がずーーーっと
大事にしてきたことでもあります。
言葉で感情を
表現することができますが、
でも、
うまく言葉が出てこないとき、
言葉の引き出しが開かないとき
言葉と言葉で直接やり取りしようとすると、
そこで止まってしまうんです。

そこに棒人間という
「視覚情報」が入ってくる事で、
プロセスが変わるんです。

まず目で見る。
次に「なんかこれ、近い気がする」と
身体が反応し、ココロが動く
「これかもしれない」という
奥にしまわれている
言葉と紐づけされて行く。
言葉と言葉で直接つながらない時は
視覚(イメージ)→ 体感・感情 →言葉
という順番で、迂回しながら
アクセスしていくんです。
言葉の入口が塞がっていても、
視覚の入口は開いている。
棒人間はその迂回ルートの
案内人という感じですね!
しかも上手い絵じゃなくていい。
シンプルで余白があるから、
見た人が自分の感情を「そこに重ねて」読み取れる。
棒人間の不完全さが、
むしろ間口を広げてくれているんです。
もうひとつ印象的だったのは、
受講生が「思いつきでやってみたんです!」
と話してくれたこと。

事前に計画したわけじゃなく、
その場で咄嗟に手が動いた。
学んだことが自然と出てくる。
それが本当の習得だと思うし、
これって
再現性の実証ともいえます!
棒人間は「伝えるためもの」だけではなく、
感情にアクセスする存在でもあます。
教育、医療、福祉、発達支援 ――――――
言葉だけでは届かない場面が
あふれている現場って、
まだまだたくさんあるんですよね。
そういった場所にこそ、
棒人間の可能性は広がって
行って欲しいです。
シンプルな一本の線が、
思いがけない場所で
誰かの感情への扉を開く。

棒人間には、
そういう力がありますからね!
| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
|
| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |