イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

「算数」か「数学」か?

ブログ

 

 

今朝の新聞から

興味深いニュースがありました。

 

小学校の「算数」と

中学校以上の「数学」という名称を、

一つに統一しようという動きが

あるそうなんです。

 

 


これ、皆さんはどう感じますか?

 

「議論するところ、そこか?!」とか

「算数でいいじゃん」と思う方もいれば、

「えっ、小1から『数学』って、なんだかハードル高くない?」

と感じる方もいるかもしれませんね。

 

 

実は僕、算数はともかく

高校時代に数学が絶望的に苦手になりました💦

 

当時は盲目的に嫌々「勉強」してただけなので、

このニュースの中で触れられていた
「算数と数学の本質的な違い」を知って、

 

 

自分が苦手意識の源が何なのか

ちょっと合点がいきました。

 

 

 

今日はこの教科名称議論そのものというより、

「言葉の奥の意味」に

少し意識を向けてみることで得られる、

面白かった気づきをシェアしたいと思います。

 

 

 

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 

 

1. 道具の「算」と、理(ことわり)の「数」

 

新聞記事によると、

 

算数は「具体的な物事を想定して計算する」のに対し、

 

数学は「文字式などを使って抽象的・論理的に考える」

 

 

という違いがあるそうです。

 

 

 

 

なるほど・・・

 

 

当時の僕は、目に見えないことや
イメージできないことにストレスを感じて

 

抽象的なことを文字と数字だけで
考えたり説明することに
思考がシャットダウンしていたようですw

 

 

 

 

 

だからといって、

これから数学が得意になるかは
別の話ですがwww

 

 

 

そして気になったのが

 

 

そもそもなんで

「算数」「数学」っていうんだろ?

って問いが湧き

 

 

漢字の語源も調べてみました。

これがまた非常に

示唆に富んでいました!

 

 

 

まず「算」という字。

 

これは「竹(算木)」を

「両手」で扱う様子からできています。

 

つまり、手を使って道具を動かす

「技術」や「具体的な作業」のこと。

 

 

 

 

小学校で算数セットを

広げていたあの感覚そのものですね。

 

 

 

一方で「数(數)」という字。

 

 

こちらはちょっと
ドキッとするような由来がありますね。

 

 

左側の「婁(ろう)」は、
女性が髪を高く編み込み、
数珠つなぎに連なっている様子を表し、

 

右側の「攵(ぼく)」は、

手に鞭を持って叩き、動作を意味している

 

という説があるんです。

 

 

 

かつて古代中国において、

 

戦利品となった人々を連行する際、

逃げられないようつながれて

その数を厳格に管理していた……。

 

 

 

 

いや~、、、💦
胸が締め付けられるような光景が

 

「数」という漢字の
バックグラウンドにあるんですね。

 

 

そこから

バラバラで混沌としたものに、

一本の紐を通して整理し、秩序を与える

という意味に転じていったようですね。

ただこの由来も諸説ありです。

 

 

とはいえ、
こうした成り立ちを知ったとき、

 

 

僕の中で「算数」と「数学」が
イメージしてはっきりと

分けることができました。

 

 

手元の道具を動かしたり
見えるものを取り扱う具体的な楽しさと、

 

目に見えない世界の法則を
整理整頓する抽象的な知的好奇心

 

 

言葉の奥の意味を知るだけで、
あの頃感じていた「数学という壁」の

正体が少しだけ見えて、
なんだか腑に落ちたんです。

 

 

 

 

いや~、、、当時、
このこと知って学んでいたら

数学がもっと寄り添う
人生を歩んでいたかもねwww

 

 

 

2. 言葉を磨くことは、世界を描くこと

 

 

時折、このブログでは
絵やイラストに関することだけでなく

「言葉」そのものに

フォーカスしていますが、

 

 

言葉の由来を知ることは、

単なる知識のアップデートではありません。

 

世界を見るためのレンズを磨く
思考のチューニングのようなもの
だと思います。

 

 

 

言葉の意味を深堀しただけで

今まで「難しそう」と

身構えていた景色が、

 

ふと「面白いパズル」のように

見えてくることがあります。

 

 

そう、

 

「難しい」が「面白い」に変わります。

 

 

 

 

僕は普段、

 

「描く」ことを通じて表現をしていますが、

実は「描く」という行為も、

 

言葉を知り、その意味を

自分の中に落とし込むことから始まります。

 

 

言葉の意味を深く知り、

その解釈を自分なりに「磨く」ことは、

それだけ観る感じる【幅】が広がり

自分自身の人生を彩り豊かにしてくれます。

 

 

 

「算数」か「数学」かという

名称の議論はこれからも続くでしょうが、

 

正直“枝葉”のようにもみえ、

問題をすり替えられてるようにも感じますね。

 

 

大切なのはその名称の奥にある

営みの「意図」をどう捉え、

向き合っていくかじゃないかと思います。

 

 

 

 

 

皆さんも、身近な言葉のルーツを

ちょっとだけ覗いてみませんか?

 

きっと、身の回りの景色が

少しだけ違って見えるはずですよ!

 

 

 

 

 

 

 

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お問い合わせ

アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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