今日、3月14日は
「円周率の日」
なんだそうです。
なるほど!って感じですよね(笑)
円周率といえば、
π = 3.14159…
どこまでいっても終わらない、
ずーっと、ずーっと続いていく、
あの不思議な数字です。

でも今日は、
数学の難しい話ではなくて。
その数字が織りなす
「〇(まる)」
という形が持っている、
不思議な魅力について
お話してみたいと思います。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
円周率は、どこまで計算しても終わりません。

3.141592653…
ずっと続きます。
数学ではこれを
「超越数」と呼ぶそうです。
どんな計算式でも
完全には表せない数。
見えているのに、
完全にはつかめない。
でも、この不思議さこそが
数学者たちを何千年も魅了してきました。
ここで、ちょっと
考えてみてください。
僕たちはよく
「割り切れない」
という言葉を
ネガティブに使います。
でもその割り切れない数字で
創られてるともいえる
円「〇」を見てみるとどうでしょう。
終わりがなく
どこまでもなめらかで
とても美しい形です。
もし円周率が
途中で割り切れる数字だったら。
この完璧な曲線は
存在しなかったかもしれません。
つまり。
割り切れないからこそ、美しい。
もしかすると
人生もそんな風に言えるのかもですね。
僕がいつも描いている
棒人間も、
「〇」を描くところから始まります。

〇
たったひとつの丸。
棒人間の頭です。
でもこの「〇」を描く行為には、
実は不思議な力があります。
心理学者の ユング は
人生の苦しい時期に毎日ノートに
円(マンダラ)を描いていたそうです。
円は
始まりも
終わりもない形。
すべてを包み込む形。
だから
ただゆっくり丸を描くだけで、
人の心は
少しずつ落ち着いていく
とも言われています。

僕が棒人間を描くと
なんだか気持ちが整うのも、
きっと
この「〇」の力なんだと思います。
僕たちは毎日
答えを出したり
結論を出したり
急がされながら生きています。
でも、そんなときこそ。
紙の上にひとつだけ、
まあるい円を描いてみてください。
ゆっくり。
丁寧に。
それだけで、
少し呼吸が整うかもしれません。
コーヒーカップの縁。
時計の文字盤。
お皿の形。
自分の周囲をを見渡すと、
意外と「〇」であふれています。

その丸い形の奥では、
円周率という
終わることのない数字の物語が
静かに続いています。
〇から始まる棒人間の世界。
それは
自分を丸ごと受け入れて、
新しいインスピレーションにつながる
シンプルでやさしい扉です。

今日という
円周率の日をきっかけに、
ぜひ一度紙の上に
まあるい「〇」
を描いてみてくださいね。
| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
|
| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |