今年も
“子どもたちの未来”を
描いてきました。

北名古屋市立師勝西小学校で
毎年行われている
「ミチシル絵プロジェクト」
今年で僕は4回目の参加になります。
絆画作家の大村順さんの呼びかけで
各方面で活躍している
10人の似顔絵師が一堂に会し、
3月に卒業を迎える
130名の6年生一人ひとりの
未来を描かせていただきました。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
昨年までの活動の記録はコチラ👇
毎年恒例なって4年目の春
会場となるいつもの多目的室に入ると
「ああ、今年もこの日に立ち会えたな~」
って、しみじみ感じます。
『ミチシル絵』では、
ただ似顔絵をプレゼントすることが
目的ではありません。
描くのは、
夢を叶えている10年後の自分。
子どもたちの夢を聴き、
この子は数年後
どんな姿で立っているだろう、
・・・・って想いを巡らしながら
棒人間で骨組みをつくりながら、
未来の“躍動する瞬間”を
描いていきました。
僕が担当させてもらったのは
12人の卒業生さんたち。

ゲーム実況者、サッカー選手、塾講師、
獣医、プロゲーマー、大手スーパーの店員、
ドッグトレーナー、看護師、産婦人科医、
投資家、大手ゲーム会社の社員、パン屋。
本当にいろいろな夢があります。
年を追うごとに夢の多様性も
広がってる気がします。
このプロジェクトに関わって
いつも感じる事ですが
僕らが子どもの頃にはなかった仕事も、
今の子どもたちにとっては自然な選択肢。
時代は変わったなぁ、と感じつつも、
子どの夢には、なるほど~!と思える背景や
その子ならではの物語があるんです。
「人を楽しませたい」
「大好きなマンガの主人公に憧れて」
「自分が助けてもらったから、今度は助ける側になりたい」
「身近な人を笑顔にしたい」
「親と同じ仕事にあこがれて」
一つひとつは短い言葉。
でも、その奥には
その子のこれまでの時間や、
出会ってきた人たちが、
ちゃんとつながっている。
だからこそ、
その夢を大切に、
ワクワク感や躍動感をもって
描きたいと思うのです。
僕が描くのは、未来の物語であり
“主人公”が躍動する姿。
その一瞬を、色紙の上に
切り取るように描いています。

今回、生徒さんが
こんなことを話してくれました。
「お姉ちゃんもココで描いてもらいました。
今でもその似顔絵は、家に飾ってあります。」
いやーん!こういうの聞くと、
貴重な機会を積み重ねて来たんだって
ことを実感できて嬉しくなりますね!!
さらに聞いてみると、
そのお姉ちゃんは、
当時色紙に描いた夢に向かって、
いま実際にその道に進むための学校に
通っているのだそうです!!
その話を聞いたとき、
今度は胸の奥がじんわりと
温かくなりました。
あのとき描いた一枚の絵が、
いまも家に飾られている。
過去に思い描いた未来が、
いまの選択につながっている。
時間がつながったような、
不思議でやさしい感覚でした。
僕たちは、
未来を決めてあげることはできません。
もちろん、正解を示すこともできません。
でも、
ふとしたときに思い出して
もらえるきっかけになれたら。
過去と今をそっとつなぐ、
そんな一枚になれたら。
それだけでも十分な
役割なのかもしれないな、
と思いました。

10人の似顔絵師が描いた130枚の未来。
どの絵も前を向いています!
答えのない時代のなかで、
この一枚の絵が、
その子にとっての一つの
“ミチシルベ”になったらうれしな。
そんな願いを込めながら、
今年も描かせてもらいました。
また来年も、このあたたかな時間に
子どもたちの未来と出会えるのが楽しみです。
| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
|
| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |