2025年もいよいよ年の瀬。
心似顔絵塾・年末恒例


「似顔絵108人速描きトライ」
今年も無事に開催しました!!!

一般的には“描き納め”って何?!
・・・って話ですが(笑)。
心似顔絵塾に関わる人にとっては
「今年も来たか…!」
「やっぱりこれやらんと年越せんよね!」
そんな空気が自然と集まってくる、
年末しめくくりイベントです。
1人1分、108人。
ただただ年の最後に、
似顔絵を愛する人たちが集まり
全力で描き切る!!
年越しの儀式みたいなものなんです^^
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
今年で4年目を迎えた
この年越し似顔絵企画。
心似顔絵塾の受講生や心似顔絵塾出展者、
プロの似顔絵師、描き始めて間もない方までが
集まるイベントへと成長しています。

108人描き続けるなんて
プロアマ関係なくまぁまぁ変態的な行為です(笑)
画面越しではありますが、
同じ時間、同じ条件で、
同じ苦しさと楽しさを共有する。
不思議と強い一体感が
生まれる時間です。
描いている最中は、
とにかく余裕がありません。
「似せなきゃ」
「上手く描かなきゃ」
と考える暇はなく、
線を直すこともできない。
迷ったまま次へ進むしかありません。
結果として、
完璧を目指す姿勢は、
あっさり手放して
次々進めるしかないのですw

4回目の「似顔絵108人速描き」は、
僕はあらためて感じました。
これは単なる年末の描き納め
イベントではありません。
それは、
完璧主義という創造性のブレーキを外し、
極限の集中の中で
新しい自分に出会うための体験なのです。
現代社会では、
すぐに正解や成果を求められがちです。
失敗しないこと、
評価される形に仕上げることが優先され、
気づけば自分で自分の可能性に
ブレーキをかけ続けてしまいます。
創作の場でさえ、
その呪縛から逃れるのは
簡単ではありません。
けれど、このイベントでは、
その前提が根こそぎ崩されます。
考えている余裕がないからこそ、
「分からないまま描く」
「似ていないまま進む」
ことを受け入れざるを得ない。
不完全な状態を受け入れながら、
手を動かし続ける。
そう!これは
ネガティブケイパビリティ
の世界なのです!!!
「ネガティブケイパビリティ」は
個人的に2025年の流行語大賞なんですがw
この感覚は、変化が激しく、
正解の見えない時代を生きるうえで、
とても大切な力だと感じました。
そして、
もう一つ強く心に残ったのが、
孤独な作業が一体感に変わる瞬間の力です。
似顔絵を描いている時間は、
個人個人が作業に没頭していますが、
シェアタイムにはこんな言葉が
お互いに飛び交います。
「大変だった」
「全然似てない」
それでも最後には、誰もが
「でも楽しかったよね」
と笑い合えるのです。
プロも初心者も、同じ条件で苦しみ、
同じように追い込まれたからこそ生まれる共感。
うまくいかなかった経験を、
安心して共有できる空気。
その中では、
立場やスキルの差は
自然と消えていきます。
一人でもできる練習を、
あえて集まって体験すること。
不完全さや曖昧さを
さらけ出しながら挑戦すること。
そこから生まれる学びや成長、
そして信頼関係は、
効率や合理性だけでは
測れない価値を持っています。

描き終えたあと、
手はクタクタでしたが、
心は不思議と静かで満たされていました。
「そっくりに描けた」
「上手く描けた」
よりも、
「この時間を誰かと一緒に乗り越えた」
という感覚のほうが、ココロに強く残るのです。
不完全さを受け入れ、
曖昧さを他者と共有することで
生まれる深いつながり。
それこそが、
これからの現代社会において、
ますます大切になっていく力なのだと思います。

来年も、描くを通して
成長や変化はもちろん
曖昧さや不完全さもぜーんぶ含めて
みんなで楽しんでいきたいですね!!!

今年も大変お世話になりました~!!!
良いお年をお迎えください


| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
|
| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |