「最近の子って、
ほんと睡眠時間が
足りてないんですよね……」

これは、私のイラスト講座に参加してくださる
養護教諭(保健室の先生)の方々から
よく聞かれる話題です。
聞けば、生徒たちの不調の相談の中で、
かなりの割合を占めるのが「睡眠不足」。
それもただの夜ふかしではなく、
“スマホを手放せずに寝られない・・・”という、
まさにネット時代ならではの問題ですね。

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
目覚ましなくても
“午前4時”に目が覚める(笑)
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
厚生労働省のガイドラインで推奨されている、
睡眠時間も、実際にはほとんどの子どもが
この時間を確保できていないのが現実なんだとか。
しかもその原因の多くが
「寝る前のスマホ利用」
SNS、動画、ゲーム……
やめようと思っても、
画面を閉じるタイミングがつかめない。
気づいたら1時間、2時間……なんてこと、
子どもたちだけに限らず、
大人でもついついやらかしてしまいますよね。
スマホの画面から出ている
「ブルーライト」は、脳を昼間と勘違いさせて、
眠りのホルモン“メラトニン”の分泌を
抑えてしまう働きがあります。
だから、
使えば使うほど目は冴えて、
さらに眠れなくなる悪循環。
スマホが手放せないと
そのループに気づかず、
日中もぼーっとしたり、
イライラしたり…。
結果、集中力や気力も低下してしまう・・・
なんてことが起こってしまいます。
こうした“見えない睡眠の問題”を、
どうやって子どもたちに伝えるか・・・
・・・ということで
スマートホンと睡眠というテーマで
棒人間を描いてみました!
「夜ふかしスマホ」の姿も
実際に描いてみると、
意外といろんなスタイルがありますw
① チラ見スマホ

眠る意志はアリながらも
どうしてもSNSやメッセージが気になって
スマホを手にしちゃう様子。
② うつ伏せスマホ

こちらも眠ろうとする意志はあるけど
スマホの方が優先度が高い感じ。
③ 横向き頬杖スマホ

ちょっと上体を起こして
横向きになっている姿
寝る気はあまりないですねw
④ 仰向けスマホ

仰向けになってスマホを眺める姿
寝る意思はあるのに
ブルーライトの刺激で
目が冴えちゃってる様子
描き方としては
一番シンプルな表現ですね。
———-
眠れないだけじゃなく
スマホを手放す棒人間も^^

スマホから顔をそらして
決別する感じで眠りにつく姿。

最後はスマホを完全オフにして
ぐっすり眠る棒人間。
いかがでしたか?
この棒人間たちをみながら
今の自分の“寝る前の姿”に
当てはめていただきながら
「睡眠生活」について
意識を向けていただけたら
面白いですね。
そんな「気づきのきっかけ」を
視覚情報で直感的に作り出していきます。
イラストプレゼンマスター講座では
受講生さんの声を汲み上げながら
こうした「イラスト×教育」のアイデアも
どんどん誕生して上描きしていきます。
保健室や学級活動での活用に興味のある先生方も、
ぜひお気軽にご参加くださいね!
| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |