手は口ほどに物言う。
昨日は棒人間の「手」の描き方についてお話をしました。
一見すると手の形は複雑に見える手の形も、
実は四角形の集合体として考えると、とても分かりやすくなります。
ただ漫然と模写するのではなく、
筋道を知っておくことで描きやすくなります。
昨日は、親指だけに注目した
「ミトン」フォルムの形を中心に
描き分けてみましたが、
今日はさらに一歩進んで、
もっと複雑な手の形に挑戦したいと思います^^
手の表現の奥深さ、知れば知るほど、
その面白さにハマってしまいますよ!
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
今日は「親指」だけじゃなく「人差し指」にも焦点を当てて
日常的な手の動き(形)を表現してみます。
昨日以上に手の形は複雑に見えるかもしれませんが、
四角形の集合体として考えると、
とても分かりやすくなります。
漫然と真似して描くところから、
筋道を知っておくことで描きやすくなり、
より確かな上達の喜びが得られるはずです。
ちょっとハードルが上がる話ですが、
チャレンジしていくうちに、
発見や達成感がどんどん増えていきますよ!
真っすぐ伸ばす指と、折れ曲がって握る指、
違う形のように思えますが、
ラフ段階でどちらも四角形で
表現できちゃうんですよね
棒人間的には、
“突き出ている指”だけを描けばOKです。
人差し指は、指元から指先に向かって
膨らむように描くことで
コチラに向かって突き出しているような
立体感と迫力が醸されます。
親指が伸びていると、動きに勢いが生れる分、
ちょっと高圧的、挑発的にも感じますよね?w
なので
親指は突き出したくときは
手の中に入れてしまえば、
穏便な指差し(笑)
一般的な指を指す形になります。
ポーズに困ったら、ピースサイン!
イメージは①の発展形です。
畳む指3本、伸ばす指2本の
位置関係を四角形の配置で捉えておくと
ピースサインも簡単に理解できます。
○の形から2本の指が突き出ている“うさぎ型”に
折りたたんだ親指だけを描くだけ!
この手の形て、、、なんって言っていいかわからなかったので
朝ドラの『おむすび』でパラパラ踊ってたので採用しましたw
四角形の手で描くと、
サイボーグのマジックハンドみたいでカッコいいですね!
指の重なりで奥行きが観えてくるので
この手が描けるだけでも、上達した手応えが味わえます^^
でも、棒人間化してしまうと
親指と人差し指に他の指が隠れてしまうような
仕上がりになってますw(ああ、無情・・・)
すっごい変形した「L字形」で
親指以外の4本の指が揃ってるイメージになってます。
その形をちょっとアレンジしたり、向きや角度を変えたり
工夫することで、キレッキレのパラパラが踊れますw
それ以外でも、
指が揃うとビシっとした印象があるので
マントを拡げるシーンにもぴったりです!
(そんなシーン日常にあるんか?)
小さなものを摘まんだり、細いものを持つときの手の形
繊細さを表現することができる分、指の位置関係も複雑です。
代表的なものは、鉛筆やペンなどの
筆記具を持たせるシーンで活かされます。
この時も人差し指と親指だけで表現可能!
この型が手に入れられたら
いろんなモノが持てますよ!
お箸を持っことができます。
摘まみ出すこともできますw
あなたなら、棒人間に何を摘ませますか?
いかがでしたか?
2日連続で「手の描き方」のノウハウ
棒人間的な捉え方のヒントについてお届けしてきました。
シンプルな形を使いながら、その「奥」にある意味を知ることで、
親しみのある棒人間に、さらに深みを与えることができるはずです。
ぜひ、指先まで丁寧に描いた棒人間たちを
楽しんでみてください。
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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