イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

「絵で話す」技術とは?

 

イラストがあると

一発で伝わるから

イイよね!

 

 

なんとなく

こんなイメージ持っている方

多いですよね?

 

 

 

ただ、、、

 

 

イラストが、絵があるから

わかりやすい

 

そう考えて実際に描いてみたけど

 

描いた方も、観た方も

逆にわかりづらくなったり

伝わらなかった・・・なんて事は起こります。

 

 

 

 

 

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 

 

 

実際に手描きのイラストを

取り入れてみたものの、、、

 

張り切って自分で

描いてみたものの、、、

 

 

その仕上がりは

 

思ってたんと違う・・・たらーっ (汗)

意外と分かりにくいなぁ・・・あせあせ (飛び散る汗)

 

 

なんていう現実に直面することは

 

講座受講生さんや読者のみなさんにも

多いと思います。

 

 

 

そして、

 

多くの人は

 

 

自分はやっぱり絵が下手だから・・・

表現力が乏しいから、

上手く伝わらないんだ・・・たらーっ (汗)たらーっ (汗)たらーっ (汗)

 

 

と、テクニックやスキルに

フォーカスしがちですが、

 

 

表現力を高めるためには

実はもっと大事なことがあります。

 

 

描づらさや、わかりにくい原因は

 

 

描く本人がその絵やイラストで

 

本当は何を伝えたいのかが

はっきりしていない状態

 

にあることだと

僕は考えています。

 

 

 

これは、文章やスピーチや

プレゼンづくりの場では

良く言われることですが、

 

 

イラストを描くことにおいても

まったく同じなのです。

 

 

 

 

絵で話す技術とは

 

 

イラストプレゼンマスター講座では

 

受講生さんのお仕事や

伝えたい内容に応じた

 

イラストプレゼンの

個別レッスンも行っています。

 

 

 

そんな中で

受講生さんからいただいた

とても印象深いご相談を紹介します。

 

 

棒人間で親子関係のあるあるイラストを
描こうと思ってたんですが、

親と子の関係性や時間軸がぐちゃぐちゃになって
なんだか分かりにくなっちゃいました。

どうやったら1枚で見せられるんですか?

 

 

 

まずは、その方が描いた

イラストをみせてもらいました。

 

 

 

子どもが歩いている先に

穴があって、お母さんが駆けつけて

下から穴を塞いで

子どもを渡らせているイメージです。

 

 

 

 

棒人間を使った4コマ漫画的な

ユニークな表現にチャレンジされて

これはコレで嬉しいのですが、

 

 

 

 

本に曰く

 

 

一枚でスッキリ見せたい。

 

 

とのこと。

 

 

 

確かにこのままだと

言葉での解説が必要ですし

 

 

 

お話をスケッチブック1ページに

まとめようとされつつも

絵自体の情報も多すぎるので

 

 

「説明」になってしまい、

 

どうしても

“イラストだらではの面白さ”が

半減してしまいます・・・

 

 

 

場合によっては、

 

観た人に疑問を与えたり

考えさせてしまう

“魔に刺される”時間ができてしまいます。

 

 

 

 

 

「絵で話す」
「絵の力で一発で伝える」

 

 

というにはちょっと厳しいかも・・・。

 

 

 

 

 

 

確かに、イラストプレゼンでは

4コマシートを使った

順をおって伝えていく見せ方もあり

 

受講者さんのほとんどのは

コレを参考にしてくださってます。

 

 

 

 

 

ご相談いただいた、このお話も

4コマ漫画や紙芝居風にみせる方法も

十分な選択肢としてありますが、

 

 

 

 

今日お話する

 

「絵で話す」というのは

 

どちらかというと

「1枚に情報をまとめる」のではなく

 

 

一つのイメージで

いろんな情報を

一発で見せる

 

 

という考え方で

お伝えしたいと思います。

 

 

 

 

 1つのイメージだけで伝える技術

 

 

先ほどの受講者さんの

イラストについて

 

改めてご本人に

言語化をしてもらいました。

 

 

 

 

子どもが歩いてる。

 

それに対してお母さんが
穴がある事に気付いて
「あ!危ない!!」ってハッ!するんです。

 

それでビックリして、
一生懸命先回りして走って行って、
子どもが落ちないように
自分が穴の下から支えてる・・・

 

だけど、
子どもはサポートしている事に
全く気付いてなく
全部“自分で自力でできてる”と
勘違いをしてしまてる状況を

 

親自らが自分の身体や時間をつかって、
手をかけすぎてしまう事で、
子どもの自力をつける機会をうばってしまってる、

 

時には穴に落ちる経験、
痛みを知る経験も必要だよ

 

って事が伝えたいんです。

 

 

 

 

このメッセージのポイントは

どこにあるでしょか?

 

 

 

ポイントをどこを切り取るか?は

描く本人の価値観・経験もそうですし、

用途や対象者などよっても

様様な捉え方、切り取り方ができます。

 

 

 

 

僕の場合、このメッセージをポイントは

 

 

「いつもつい体張って

 お膳立てしてしまう親と

 それに全く気づかない子ども」

 

 

という関係性がだと考えました。

 

 

なので、この関係性を背骨にして

ストーリーを想像していきます。

 

 

「ハッと気づく」

「先回りして走っていく」

 

というような場面は

もちろん存在するけど、

 

 

一つのイメージにしたいときには

表現するとこは省いて

 

“背景”としてイメージの中に

込めていく・・・と考えて

イメージを構成していきます。

 

 

 

それだけでも

スッキリとするんですよ!!

 

 

 

 

 

 

さて、みなさん

 

 

 

そうなるとこのお話は

 

 

どんな1コマのイラストで

イメージできるかな・・・?

 

 

 

 

僕は、棒人間でこのように

解釈して表現してみました。

 

 

 

 

 

 

なかなか攻めた

イラストになってますが

 

受講税さんの伝えたいメッセージや

ストーリーは描かれてないけど

 

背景やその先の未来として

なんとなく“観えて”きませんか?

 

 

せっかくの頑張ってるのに

なんだか、認められていないような
なんだか、報われなさそうな未来までも

想像させてしまう、切なさも漂わせながら、

 

「過保護あるある」な

 

ちょっとブラックなユーモアを交えた

ひとコマに仕上げてみました。

 

 

 

 

このお話の内容は、

特に「穴」じゃなくても

 

 

 

 

 

こんな風に階段で表現しても

背骨となる同じようなメッセージが

伝えられます。

 

 

 

 

一発で伝わる

イラストの描き方でも

 

 

「結局、何を伝えたいのか?」

 

という話のポイントを先に決めて、

 

どのように感情・表情・仕草・

アイテム要素を描き足していくかが

 

面白くわかりやすく

みせるための秘訣になります。

 

 

 

ちなみに、今回の事例のようなストーリーを
「絵で伝えたい」ときには

こちらのブログ記事の

棒人間たちも参考にしてみて!!

自己犠牲に陥る棒人間

 

手をかけすぎる棒人間

 

 

メッセージのポイントを見抜いたり

背景を想像していく力も

これまた日々のトレーニングです。

 

 

ただ見て描くだけじゃなく

毎日そういった思考習慣を

取り入れていくと

 

あなたの

 

「絵で話す技術」

「イメージで一発で伝える技術」は

 

加速的に向上していく事は

間違いありません!!

 

 

 

 

 

今日は、ちょっとワンランク上の

お話だったかもしれませんが

 

 

イラストプレゼンでは

こういった物事の観方考え方

 

目の前に起っている事の

“切り取り方”についても

アプローチしているので

 

ぜひ、多くの方に

知っていただきたいですね^^

 

 

 

 

 

 

友だち追加
★登録特典★
『棒人間の描き方動画<7選>』
 プレゼントぴかぴか (新しい)ぴかぴか (新しい)

 

 

        

 

 

 

 

 

オンライン講座情報はコチラから↓↓↓

(★画像をクリックすると案内ページに飛びます)

 

 


お問い合わせ

アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


           

イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

もっと見る