イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

さらば円四郎!言葉の上っ面が独り歩きして誤解を招き、悲劇を生む。

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価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

 

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

 

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 涙、涙の「青天を衝け」

 

京都編に突入してから

がぜん面白くなってきた

 

大河ドラマ『青天を衝け』

 

 

 

自分たちが血気盛んに

進めてきた攘夷計画が

 

時世の煽りをうけてとん挫し

 

志の拠り所を失って

路頭に迷っていた

主人公@渋沢栄一を

 

 

ヘッドハンティングして

徳川慶喜の家臣に取り立てた

平岡円四郎いう人物

 

 

 

この出会いがなければ

渋沢は無謀な攘夷活動で

命を落としたかもしれず、

 

“日本経済の父”も

誕生しなかったといわれいます。

 

 

 

はじめは

 

 

平岡円四郎って誰?

 

これまでの幕末時代劇では

ほとんど日の目を見なかった人物ですが

 

 

堤真一さんが粋な江戸弁で

実に魅力的に演じてくださり

 

吉沢亮さん演じる渋沢栄一に道を示し

草彅剛さん演じる徳川慶喜を支えた

 

幕末の重要人物として

フォーカスされました。

 

 

この大河がはじまった当初から登場し

多くの視聴者の

心を鷲掴みにしておりましたが、

 

 

 

 

昨日の放送回にて
攘夷派の凶刃に倒れ

命を落としました・・・

 

 

 

さらば、平岡円四郎。

 

 

 

歴史的事実ではあるので

避けられない展開なのですが

 

 

先週の予告編だけでも

泣きそうなくらい

この1週間は

 

久しぶりに心が

“ぐるんんぐるん”しながら

過ごしていました。

 

 

 

劇中では

悲しい結末を予想される

 

いわゆる“フラグ”といわれる

セリフ回しや演出が

繰り広げられていましたが

 

 

わざとらしいと感じることはなく

 

 

“その時”がホント日常の中で

突然襲ってきた

という感じの描かれ方で

 

 

へんな言い方ですが

 

美しさすら感じる

素晴らしい一連の演出に

引き込まれてしまい。

 

 

今回の話だけで

すでに、3回も見てしましました。

 

 

 

 

言葉が独り歩きし人の思考や行動を狂わす

今回の大河ドラマでは

 

 

言葉が独り歩きし

 

 

言葉の側面だけしか見ないまま

人々の心や思考を

狂わせていくという事が

 

武士、農民、町人身分にかかわらず

日本各地で起こっていて

 

日本人同士の争いや

命の奪い合いといった

混乱が起こっている

 

 

という描かれ方が

されているところが面白いです。

 

 

 

登場する人物は

みんな悪い人じゃないし、

 

 

それぞれ愛すべき人柄があり

正義があって行動していく

 

 

 

 

ただ

言葉の解釈が違うだけ

 

 

 

 

『青天を衝け』では

尊王攘夷

という言葉にに今まさに

翻弄され続けており

 

 

 

平岡との出会いをきっかけに

京都で見聞を広め“攘夷”の

深い意味を知った渋沢栄一が

 

上っ面の「攘夷」掲げる

かつての仲間を説得できず

袂を分かつシーンは印象的です。

 

 

 

平岡さんの悲劇もそう、

 

慶喜や平岡の真意も知らないまま

 

「佞臣が主君をたぶらかしている」という

レッテルが全国で独り歩きして

 

 

その側面だけを切り取って、

攘夷派の過剰反応で引き起こされました。

 

 

 

 

まさに「誤解が生んだ悲劇」ですね。

悔しい・・・・

 

 

 

まぁ、のちの歴史を知ってるから

なのかもしれませんが

 

 

 

 

これに関しては

幕末時代劇の話だけではなく

 

現代に生きる自分たちにも言える事

 

 

世の中に飛び交う

情報の翻弄されながら

 

センセーショナルなキーワードに

過剰反応する、妄信する

鵜呑みにする

 

なんてことは往々にして起こります。

 

 

言葉の側面だけに

 

捕らわれず、

振り回される

 

 

その奥にある深い意味や

真意を知ろうとする

知恵と努力は必要です。

 

 

 

まぁ、大河ドラマもね

情報の一部なんで

 

一つの「側面」として楽しんでいます^^

 

 

 

 

 

あと逆に

自分が情報発信者となるときは

 

 

言葉の一部分が切り取られて

誤解されて、一人歩きしないように

 

丁寧にお届けしていく

工夫が必要になってくるな

ってことも強く感じます。

 

 

 

 

 

 

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お問い合わせ

アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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