言葉だけでは、届かない。
僕たちは普段、
たくさんの感情を
抱えながら生きています。
でも、
それを言葉だけで
表現しようとすると、
「嬉しい」「悲しい」「こわい」
「楽しい」「キモい」「ヤバい」
みたいな、限られた単語の中に
押し込めてしまうことが多いんですよね。
本当は、
「嬉しいけど少し怖い」
「安心してるけど寂しさもある」
「期待してるけど緊張してる」
みたいに、
感情ってもっと複雑です。
なのに会議でも、プレゼンでも、日常会話でも、
「なんだかうまく伝わらない」が起きる。
僕は、その原因のひとつが、
「言葉だけに頼ってしまっている」
傾向にあると思っています。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
講座やワークショップでは
眉・目・口だけを使って、
棒人間の表情を描くワークをしています。
本当にシンプルな顔です。

でも、面白いことが起きるんです。
同じ表情を見ているのに、
「なんか高揚感がある」
「照れてる感じがする」
「これはちょっと切ないかも」
「酸っぱいって感じがする(笑)」
と、人によって受け取る感情が全然違う。
これ、すごく大事なことだと思っています。
棒人間って、
情報量が少ないんです。
あえて余白がある。
その余白に、
その人自身の記憶や感情が
入り込めるからこそ、
人はそこに“自分の感情”を
投影し始めるます。

実際に参加者された方から、
と話してくださいました。
棒人間は、
感情伝えるための視覚情報として
描く人が多いですが
一方で
“感情にアクセスする入口”
という役割も担えるんです!!

僕はずっと、
「上手く描くことだけに、とらわれなくていい」
と伝えています。
なぜかというと、
絵を綺麗に描こうとすると、
人は“描くこと”そのものに
意識を使いすぎてしまうからです。
でも棒人間は、丸と線だけでも
感情や状況を表現できる。
だからこそ、手を動かしながら、
自分の内側にある感覚や記憶に
アクセスしやすくなるんです。
これは、
うつ病支援センターでワークショップをしていた時にも、
何度も感じてきたことです。
言葉にできなかった気持ちが、
棒人間の表情を見た瞬間に、
「これ、今の自分かもしれない」
と、少しずつほどけていく。
僕は、この体験をきっかけに
自己開示がどんどん広がっていく場面を
何度も、たくさん見てきました。
だからイラストプレゼンって、
単なる“伝わりやすい図解の技術”
ではないんです。
描くことで、自分自身の
感情や思考まで整理されていく。
「書く」
「話す」
「描く」

この3つが重なった時、
人のコミュニケーションは
一気に豊かになります。
もし今、
「うまく伝わらない」
「自分の気持ちが整理できない」
「もっと相手と分かり合いたい」
そんな感覚があるなら、
一度棒人間を描いてみてください。

きっと、
“言葉になる前の感情”
が見えてきますよ。
| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
|
| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |