先日、名古屋市内の学習塾で、
「春の特別教室」として
子どもたち向けのワークショップを
実施させていただきました

今回お声がけいただいたのは、
読書や作文を通して
「言葉にする力」を育てている教室。
読書.作文教室
「わくわく文庫名古屋中央教室」様
子どもたちの表現力という点で
教室の想いと、
僕がやっている“描いて伝える”
棒人間のコンテンツが共鳴して、
今回の開催が実現しました。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
この日は、新小学3年生から5年生の
子どもたちが参加してくれました。

教室に入ってくると、
なんとなくワクワクしている感じと、
ちょっとした緊張が混ざっている空気。
そんな中、まずは
この日のために準備した
“特別ノート”を選ぶところから
スタートしました。

ノートを準備して下さった塾長さんから
「表紙描いてもらえませんか?」という
お願い&アイデアからだったんですが、
場づくりにとって
こんな画期的なことないですよね!!
せっかくなので表紙一つひとつ
違う棒人間を描いて、
子どもたちにとっては
まずは「選ぶ」からの
チェックインとなっていきます!!
「どれにしようかな〜」と迷いながら、
“自分のノート”を手にした瞬間、
ふっと表情がゆるむんですよね。
その後、
「絵描くの好き?」って聞くと、
「鳥描くよ!」とか「鬼滅描いてる!」とか、
すぐにいろんな話を、ちょっぴり照れくさそうに
でも嬉しそうにしてくれて、
この時点でもう、めちゃくちゃ可愛いし、
表現力も高い子たちだなって、
僕自身も心を解させてもらいました^^

まずはじめは、棒人間の描き方から。
線と形を組み合わせるだけで、
いろんな表情が描けるんだよ!
っていうところを体験してもらうと、
「わ、描けた!」
「笑ってるみたい!」
って、
すごく楽しそうに描いてくれます。
ここまではとてもスムーズに
ワークが進んでいきました。
でもそのあと、
「この顔ってどんな気持ちかな?
どんな言葉が出てくるかな?」
っていう問いに入ると、
少し空気が変わります。
ピタッと手が止まっちゃう子。
「なんだろ?なんだろ?」って
自分の描いた顔をじーーっと見つめる子。
急に気持ちや、心の内を表に出すって
誰もがすぐにできるものではないし、
たぶん、
「ちゃんとした答えを書かなきゃ」
っていうブレーキが
かかっていたんだと思います。
これは、僕も塾長さんも
想定した反応なんです。

そこで僕が伝えたのは、
すごくシンプルで。
「なんでもいいよ」
だけ。
「“やったー”でもいいし、“うひょー”でもいい」
「言葉じゃなくても、音でもいいよ」
そう言ったときに、
一人の子が
「え、オノマトペでもいいの?」
って聞いてきて。ビックリ!!
子のリアクションは
作文教室の生徒さんならではですね!!
「そうそう、それでいいよ」って答えた瞬間、
空気がまた一つ軽やかになっていきます。

そこからはもう、
早かったです。
それまでちょっと悩んでいた子たちも、
どんどんペンが進みはじめて、
「これ描いた!」
「これこんな感じ!」
って、自分の表現を楽しみながら
出してくれるようになりました。
15個の表情を描き分けるワークだったんですが、
気づけばあっという間に埋まっていって、
中には時間内に倍の30個近く描いている子も!!
同じ形を描いていても、
目や眉の組み合わせ、
受け取り方で全然違う表現になる。
それを見せ合いながら、
「これ同じ形使ってるのに全然違うね!」
なんて言い合っている姿がすごく印象的でした。

特別教室は90分という時間で
小学生にはちょっと長いかなと
最初は心配してましたが、
休憩時間もぶっ飛んで
終わってみれば本当にあっという間。
「もっと描きたい!」
そんな声も自然と出てきていました。
お迎えに来たお母さんに、
「見て見て!」って
ノートを広げて見せる子どもたち。
それを見て、
「こんなに描けるんだね」
「こんな才能あったんだね」
って嬉しそうにされている姿も
なんだか温かかったですね~
あとから聞いた話では、
お家に帰ってからも
ずっーと描いていたり、
お母さんに描き方を
教えていた子もいたそうです^^
今回の学習塾でのワークワークショップ
改めて感じたのは、
自分で自分に制限をかけてしまうのは、
子どもも大人も同じだなということです。
「ちゃんとやらなきゃ」
「正解を出さなきゃ」
そういう思い込みがあると、
どうしても自由な発想が止まってしまう。
でも、一言
「なんでもいいんだよ」
「それでいいんだよ」
っていう許可があるだけで、
マインドは一気に変わり、行動も変わります。
今回お招きいただいた教室は、
もともと子どもたちを
しっかり承認していく空気があり、
僕自身もとてもやりやすい環境でした。
そのうえで、
「棒人間」「描く」という
普段とは少し違うアプローチで、
子どもたちの中から、
これまでにないような反応や表現が
どんどん引き出されていたようです。
教室のスタッフの方からも
「いつもとは違う笑い声があふれていましたね」
と声をかけていただき、
驚きと喜びを感じていただけたことが、
実施者としては嬉しかったですね~
「描く」ことは、
感じて、言葉にして、表現していく
そんな流れが自然に生まれていく時間であり
変化成長のきっかけを創り出しています。
今回のワークショップが、
子どもたちにとって
「こんなふうにも表現できるんだ」
そんな感覚を持てるきっかけに
なっていたら嬉しいです。

そしてまた、こういう体験を
いろんな場所で多くの方たちと
一緒に作っていきたいですね!!
| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
|
| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |