今は、本や動画やネット情報、あるいはAIで
いろいろなことを学べる時代になりました。
棒人間の描き方も、
本やネットの情報を見ながら
独学で練習している方も多いと思います。
まずは一人でやってみる。
それはとても自然な流れですし、
とても大切な一歩でもあります。

「ありがとう」や
「こんにちは」
このくらいの基本的な表現なら、
本や動画を見ながらでも
描けるようになると思います。
ただ、棒人間の面白さは
その先にあります。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
棒人間の表現は、
「正解が一つ」ではありません。

棒人間は、
「正解の絵」を覚えて
練習して描くことも
大事なのですが、
実はそこから
日常に活かしていくということが
意外と難しいんだなぁ~・・・
ってことが、
受講生さんとの関りの中で
最近になってわかってきました。
ここ最近僕が
重要視してるのが
表現の「解釈」の幅を
広げていくことです。
これが
画力のアップや
上達のカギだったり、
自由自在に表現できるようになる
秘訣になります。
例えば、こんな立ち姿の棒人間。

この棒人間は、ただ直立して身体の前で
手を重ねているだけのポーズです。
みなさんは、この姿勢を
どう捉えますか?
どう意味づけしますか?
と問うと多くの方が
答えを一つに絞ってきます。
ですが、実際には

お願いします
さようなら
ありがとう
ごちそうさま
失礼しました など
同じポーズや表情でも、
言葉が変わるだけで、
意味はいくらでも変わります。
さらに面白いのは、
表情を少し変えるだけでも
表現が大きく広がるんです。

例えば同じポーズでも、
イメージから解釈を拡げ
表情を差し替えるだけで、
表現できる
状態・状況は一気に
広がり深まります。
つまり、
描き方を増やすという発想よりも
解釈の幅を広げるほうが
表現は豊かになるんですね。
サンプルとして見せると、
これもまた一つの答えになってしまうので
「なーんだ!そういうことか」
という感覚になるかもしれませんが
それだと
「お手本ありき」になりがちです。
でも実は、これを日常の中で
自分のちからで自由自在に
引き出せるようになるには、
少しコツがあります。
僕自身も、LINEスタンプ制作や
ブログの棒人間は基本的に
一人で描いています。

中々な孤独な戦いですwww
でも、
そのイメージの源泉をたどってみると、
受講生さんとのやり取りだったり
家族や友人との会話だったり
仕事や学びの仲間との関わりだったりします。

つまり僕は、
作業は一人で描いているけれど
一人で生み出しているわけではないんですね。
実際、講座の中でも
よくこんなことが起きます。
同じ棒人間を見ていても、
「私はこういう場面で使っています」
「私はこういう意味で描いています」
と、それぞれ違う解釈が出てくるんです。

そのときに、
「えっ、そんな使い方があるんだ!」
と驚くことがあります。
この瞬間、
イメージがぐっと広がるんですね。
同じ棒人間でも、
誰がどんな解釈をして、
どう使っているのか。
それは実際に触れてみないと、
なかなか腹落ちしません。
僕自身も、
受講生さんたちとの関わりの中で
「こういう使い方もあるんだな」
とたくさん学ばせてもらってきました。
だからこそ講座では、
描き方だけでなく
人との関わりの中で
イメージを豊かにしていく楽しさ
をとても大切にしています。
まずは一人でやってみる。
それもとても大切なプロセスです。
そしてもし途中で
「もう少し表現の幅を広げてみたいな」
「他の人の発想も見てみたいな」
そんなふうに感じたときは、
誰かと一緒に学ぶ環境もきっと役に立つと思います。

棒人間の世界は、
思っているよりずっと奥深くて、
そしてとても楽しいものですよ。
| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
|
| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |