明日、1月23日は
「八甲田山の日」

八甲田山といえば
青森県にある雄大な自然の四季折々が
楽しめる人気観光スポットですが、
1月23日については
日露戦争が目前となっていた
1902年に起きた「八甲田雪中行軍遭難事件」
に由来する日になります。
この話を聞くと、一定の年齢層の方ならw
自然と一本の映画が浮かびますよね。
1977年公開の映画『八甲田山』です。

豪華キャストの大作ですね!!
この映画が公開されたときは、
僕はまだ3歳くらいなので
リアルタイムではないですが、
随分と後になって
テレビ放送で初めて観たときの衝撃は、
今でもはっきり覚えています。

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
映画『八甲田山』は、明治に起った
世界最大級の山岳遭難事故を題材に、
極限状態における『組織と人間』を、
豪華俳優陣が
文字通り命がけで演じきった
日本映画史に残る不朽の名作です!
残念ながら、
現在、この映画が視聴できる
配信サービスはないようですね・・・
画面いっぱいに広がる吹雪、
どこを見渡しても白の地獄。
雪山の自然の猛威が襲いかかる。
そのスケールに圧倒されながら、
同時に、極寒の中で壊れていく
人間の姿から目が離せなくなります。
兵士たちが追い詰められ、理性を失い、
発狂していく描写は、
はっきり言ってホラーです。
あの寒さと緊張感が
一気に押し寄せてきて、
観終わるころには、
体の芯が冷えている感覚
これが凄いんですね!
この映画は夏の暑い日に
観るべきだといつも思いますw
13年前の夏に青森を訪れたときに
八甲田山の現地にも行き、
当時の悲劇に想いを馳せました。
https://ameblo.jp/pt-kmitu/entry-10985906487.html
この映画の描写で味わった
“体感”ってものすごくて
この映画を観てから、
僕自身の生活にも変化がありました。
冬の寒さは我慢しなくなったんです(笑)。
劇中の凍傷の描写が、もう本当にエグくて、、、
史実でも辛うじて生還した兵士の殆どが
凍傷によって四肢を切断したんだとか・・・
それからは「ちょっと寒いけど平気」は
危険だなと素直に思うようになりましたね。
冬は靴下を厚手のものにして
重ね履きするようになりましたし、
手先や足先が冷えない工夫も、
かなり意識するようになりました。
温かいは安全で平和!!
体が先に学習した映画でもありますw
それくらい、
この作品のリアリティは強烈です。
『八甲田山』は
精神論で突き進む組織の硬直性や
リーダーシップのあり方を問いかけた
重厚な人間ドラマでもあり、
現代のビジネスや教育における
あり方やコミュニケーションにも
自然とつながってきます。
北大路欣也さん演じる
神田大尉の「天は我々を見放した」という台詞は
当時、流行語にもなったそうで、
これは単に悲運を嘆いている言葉というより、
上層部の判断に振り回され、
現場でできることを次々と奪われた末に、
「もう、どうにもならない」と悟ってしまった
瞬間の本音のように聞こえます。
自然の厳しさだけでなく、
その立場に追い込まれた人間の苦しさが滲んでいて、
観ていてとても居た堪れない気持ちになるんですよね。
決断、現場の声、選択肢、、、
「大丈夫だろう」というその場の空気や、
立場ゆえに逆らえない構造が、
事態を悪化させていく怖さには、
今の仕事や日常でも
思い当たるところがあります。
ちなみに北小路欣也さんが
最近『八甲田山』について語られてる
動画を見つけました!
今ならCGで創られて行くシーンも
当時は全てリアル!
こういう裏話を知れば知るほど
そんな創り手の想いや熱量がビシビシと
伝わってきて・・・
だから僕は、この映画を
折に触れて思い出し
また観たくなってしまうのだと思います。
一度、映画館でリマスター版で
観てみたいですね!!
明日の「八甲田山の日」をきっかけに、
もし未見の方がいたら、
ぜひ一度『八甲田山』を
観てみてください。
できれば、
暑い夏の日にがおススメですが(笑)
この季節に観ると、
自分は安心安全な環境にいる
ありがたさを感じるかもしれませんね!
そして観終わったあとは、
靴下を一枚増やしたくなる!
・・・かもしれませんw

| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |