地図から消えた村の巨石群

 

 

年越しは

地元の氏神様の元で
穏やかに迎えたく、

 

 

 

大晦日と元旦の2日間だけ

下呂に帰省してました。

 

 

 

 

 

 

本の初稿が上がってくるタイミングで

コロナ第8波の感染拡大のニュースも気になる

所でしたが

 

正直、ちょっと迷ってましたが

 

でもやっぱり帰って良かったです。

 

 

 

 

元旦の朝は6時に目覚め

いつもと違うところを歩きました。

 

 

実家から歩いて2～30分くらいでこんな感じｗ

 

 

中学高校時代は

陸上のトレーニングコースだったので

10分もあればサクッって来れる場所ですが、、、、

 

 

僕が離れて暮らすように

この地区の過疎化も進んでしまい

 

 

人の手が入らなくなり

秘境化が凄いです

 

 

昔は何も考えずに駆け抜けてたけど、

 

今はもう、

クマに遭遇してもおかしくない

かなりヤバい雰囲気です。

 

スマホの電波も微妙なので、

朝から軽く戦慄しながらの

刺激的なウォーキングですｗ

 

 

そんな山の中を進んで

行った先にあるのが

 

 

 

岩屋岩陰遺跡（妙見神社）

 

 

ちょっと朽ちかけた灯篭や石階段
そして奥の巨石に囲まれた祠が

重厚な雰囲気を醸しだし、

絵として迫力満点です。

 

 

 

 

昨年秋に放送された

大地真央さん主演の

『最高のオバハン中島ハルコ』の

ロケ地にもなりましたが、

 

 

『最高のオバハン』と両面宿儺と巨石群

 

太古からのパワースポットとして

地元の観光スポットになっているのですが

 

 

早朝の時間に

訪れる人などいるわけなく

（むしろ寄せ付けない雰囲気）

 

 

霊験あらたかな

何とも言えない時間と空間を

独り占めさせてもらいました。

 

 

 

石垣や礎石など

秘境の遺跡感が凄いんですが、

 

かつては御社がもちゃんとあって

かつては人の営みがあった事を教えてくれます。

 

 

 

 

この地区から

人がいなくなったのは

 

 

今から約50年前に

岩屋ダムが建設されたためであり

 

 

 

 

ダム湖に沈まずとも、このあたりの集落も

地図から消えてしまっているのです。

 

 

「苔のむすまで」というように

ダム建設から長い年月を感じますが、

 

 

実は僕はその建設中のさなかに

この地で生を受けています。

 

（左からお婆ちゃん、お兄ちゃん、僕、お母ちゃん）

 

記憶にないけどｗ

 

生まれたときは

こんな巨大なダンプカーが

実家の周りを四六時中走っていたようです。

 

 

さすがダム建設という

壮大な事業プロジェクトですね

 

このスケールの車両って

今の時代でもなかな観る事ないですよね

物心ついてた頃なら

相当ワクワクしてたんじゃないかなｗ

 

 

 

僕の生まれた地区は

ダム建設による立ち退きはなく

 

家の前に人工湖がひろがるのが

僕の子ども時代からの光景です。

 

 

 

 

 

 

 

 

あらから50年の年月が過ぎ

 

 

 

 

 

中二の娘が、お正月らしく

実家に大切にしまわれていた着物に袖を通して

父と同じ光景を観てくれています。

 

 

 

 

 

そんな実家に帰るごとに

母にプレゼントしている似顔絵ですが

 

 

 

 

 

 

今年一発目の作品

 

今回は、、、

 

 

 

 

 

若手演歌歌手の大滝ひかるさん

 

 

・・・ごめんなさい
まったく存じ上げませんでしたがｗ

 

とっても描きやすい方でした～

 

 

 

 

 

 

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