価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
北京以来のオリンピック競技復帰で
女子ソフトボール日本代表が金メダル!
2008年に大活躍だった上野選手も39歳
「北京」以降オリンピック競技から外されて
紆余曲折を経ての再びの偉業
彼女の特集も何度か観ましたが
「想い」「モチベーション」いついては
胸に迫るものがありましたね!
若手が躍動していく中で
ベテランが未来を託していく姿に
おじさんたちは心躍るのです
そんな上野選手の投球フォームを
棒人間で描いてみると
①ソフトボール
ソフトボール投球の躍動感を
出したかったのですが激ムズでした。
腕・脚の長さや角度で
まったく雰囲気が変わります
棒人間の丸い手に
ボールをどう持たせるか?
というところもPOINTになります。
サーフィンは台風の接近よって
強い波となってましたが
サーファーにとっては必ずしも
好条件じゃなかったようでしたが
五十嵐カノア選手の準決勝で魅せた
波を越えて宙を舞う
エア技にはしびれましたね!
コレは描きたい!!!
②サーフィン<その1>
スケートボードにも共通する
身体をグッと曲げたり、捻ったり
横乗り系スポーツの
カッコいい躍動感が描けます。
じつはポーズ自体は簡単ですが
難点はサーフボードを
フリーハンドで
キレイに描けるかどうか?
というところですw
もうちょっと描き込むと
こんな感じです。
③サーフィン<その2>
ターンでよく観られるフォームです。
「落下してんじゃないか?」
と思えるくらい棒人間の身体を倒し、
サーフボードも横ではなく縦に描きます。
波を加えると
シーンがわかると思います。
“常識的”に捉えると
サーフボードを横向きに
描きたくなるのですが、
実際のサーフシーンで
横向きに安定している事なんか
ありませんので、
角度をつけて描いてみると
面白い表現がかけるようになりますよ!
まさに「波に乗る」や「荒波を越える」
みたいなイメージを伝えるイラストとして
応用できそうです。
大会直前に膝に怪我を負いながらも
まさに火事場の底力で
銅メダルをつかんだ安藤美希子選手
この種目は力が入りますね。
④重量挙げ<スナッチ>
腕は棒人間でもお馴染み
「バンザイポーズ」に近いので
描きやすいのですが
難関は
深く膝を折り曲げた
脚の表現。
右側の膝は見る人に向けて
突き出すように描く必要があるため
太腿は短く、脛は長く
そして
重なりそうで重ならないように
逆V字型を描くことがポイントです。
漫画符号などを加えて
より雰囲気を出してみます。
バーベルを一瞬で頭上に
持ち上げるスナッチ独特の
勢いを表現してみました。
何か「自分を越えていく」
「頑張ってクリアしていく」
イメージとして使えそうな素材です^^
④重量挙げ<ジャーク>
スナッチの脚の形を継承しながら
腕の曲げ方に意識を向けます。
上腕と前腕の線が
重なりそうで重ならないように
肘を折り曲げ状態を表現し
持ち手は肩にくっ付けちゃう
イメージにすることにより
バーベルの重さの
表現に繋がっていきます。
実際の写真もそうですが
シャフト部分の線は直線より
しなる様な曲線で描くと
さらに重量感が増してきます。
漫画符号はこんな感じで
あまり激しく描きこまず
静的に力をグッとため込んでいる
表現にしてみました。
棒人間の顔の表情を変えて
「重圧」「重荷」「プレッシャー」「責任」
「タスク多すぎ」「自分に負荷をかける」
といった比喩表現に使えますね。
いかがだしたか?
意外とスポーツのイラストは
棒人間レベルで描くと
日常的に「例え」や「比喩」で使えそうな
素材になりますので、是非活用してみてください。
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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住所 | 愛知県名古屋市 |
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