イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

気づきと学びを深める「観る」ワークショップ

ブログ

 

 

昨日は「オカンハウス・ワークショップ道場」に、
実施者として参加してきました。

 

 

 

 

この道場は、オカンこと岡山ミサ子さんと

一緒にやっている学びの場で、

 

受講生さんが毎月

オリジナルのワークショップを企画して

実践しております。

 

 

僕はいつもならワークショップデザイナーとして

フィードバックをする役割なのですが、

今月は「久しぶりに自分もやってみよう!」

ということになりました。

 

 

 

どうせやるなら!

ということで

いつもの棒人間やイラストではない

ワークショップを組み立ててきましたよ!

 

 

 

 

 

果たして、いかに——。

 

 

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 

 

 

ただ観ることが、深い学びになる

 

 

今回取り扱ったのは、

「対話型絵画鑑賞」のワークショップです。

 

少し耳慣れない

言葉かもしれませんね。

 

 

もともとはニューヨーク近代美術館(MoMA)で
生まれたプログラムで、

「対話型アート鑑賞(VTS)」

とも呼ばれています。

 

美術鑑賞というと、

 

作者や時代背景といった「解説・知識」を

教わるイメージがありますよね。

 

 

でもこの手法は、

そうした知識はいったん脇に置きます。

 

一枚の絵を前にして、

感じたことや気づいたことを

参加者同士で素直に言葉にし、

対話を通じて作品を共に味わう。

 

 

そんな学びのかたちなんです。

 

 

面白いのは、

この教育手法が美術館の外でも広がっていて。

 

イエール大学では、医学生の観察力を鍛えるために

「絵画観察トレーニング」という授業を取り入れています。

 

絵をじっくり観る力が、

患者さんの小さな変化に気づく力につながる、

 

 

というわけですね。

 

 

ただ絵を「見る」のではなく、じっくり「観る」。

 

 

 

そして、感じたことをわかちあう。

 

それだけで、一人では届かなかった見方や気づきが、

たくさん立ち上がってくるんです。

 

 

 

今では教えない学びの一つの形として

世界的に広がっていて、

 

観察力や対話力を養うものとして

ビジネスの世界でも注目されているプログラムなんです。

 

 

 

 

 

一枚の絵を見て、自分が感じたこと、

思ったこと、気づいたことを言葉にしていく。

 

 

それをみんなで持ち寄って、

対話を積み重ねていきます。

 

 

たった一枚の絵をじっくり観ていくだけで、

驚くほどたくさんの発見が生まれます。

 

 

同じ絵を見ているのに、

隣の人はぜんぜん違うところを見ている。

 

人物の関係を読む人、

周囲のものから物語を想像する人。

 

中には、色味やそこから伝わる音、

部屋の温度みたいな、

目に見えないものまで感じ取る人もいる。

 

 

 

 

最初は、みんな少し戸惑うんです。
(そうなるであろうという作品をセレクトしてるけどねwww)

 

「どういうこと?」と、

会場全体に大きな疑問符「?」が

ぽんと浮かぶような空気が、一瞬あります(笑)

 

 

でも、少しずつ時間をかけて言葉にしていくうちに、

観るということが落ち着いて進んでいきます。

 

はじめはうまく言えなかったことも、

周りの人と言葉を重ねるうちに、

自分の中にあった言葉がだんだん引き出されていく。

 

 

そんな体験を、みなさんに味わってもらいました。

 

 

 

そして、

見え方の違い、観ているところの違い。

その違いそのものを楽しむ空気感こそ、

このワークショップの醍醐味だなと、

改めて実感しました。

 

 

 

参加者のみなさんの声

 

絵の中からストーリーを読みとり、グループでストーリーを考えるというのが面白かったです。インプロに通ずるところがあるなあ。

 

絵とこんなにじっくり向き合ったのは初めてでした。あっという間で楽しかった。対話で進むのもよかった。

流れがスムーズで、絵画に没入できた満足感がありました。

 

自由に想像して考えることができた。他の視点も「なるほど!」と感じられたことがよかった。

 

グループワークの中で、絵から表情・しぐさ・持ち物、どんな環境にいるかを大切に考え、みんなでハッピーエンドをつくれて楽しかったです。

 

 

 

 

 

 

日常にも、この目を

 

 

たった一枚の絵をよく観ていくだけで、

想像力や観察力、そして多角的な視点——そういったものに、

多くの人が自然と気づいていきます。

 

 

 

 

 

一つのものをじっくり観て、

感じて、言葉にして分かち合う。

 

 

それだけで、

こんなに世界は広がるんだと実感しました。

 

 

この観る目を、

日常のなかにどう取り入れていくか。

 

そんなことまで

みんなで考えたくなるような

素敵な時間になりました。

 

 

 

正直言うと、やってみて

いろいろ課題も観えてきたので
さらにブラッシュアップしていきます!!

 

それから、

昨日のフィードバックの中で、

 

 

この鑑賞に棒人間を掛け合わせてみたら面白いのでは、

というアイデアもいただきました。

 

 

 

たしかに!!www

 

 

 

 

 

対話型絵画鑑賞にはいろんなスタイルがあると思います。

その一つひとつを丁寧に研究しながら、

僕なりに、みんなが楽しんで対話を深めていけるような、

さらに面白いプログラムを追求していきたい。

 

 

そんな想いも湧きあがってきた実践でした。

 

 

対話型絵画鑑賞のワークショップ

興味のある方は、ぜひお声がけくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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お問い合わせ

アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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