「言葉足らず」で起こる
コミュニケーションのトラブルって、
あちこちで起きてますよね。
ちゃんとお願いしたつもりなのに、
なぜか相手が思うように動いてくれない。
あるいは説明が足りなかったせいで、
後から「そんなつもりじゃなかったのに!」と
お互いの認識がぶつかっちゃう。

こういうすれ違い、
日常のいたるところに
転がってる気がします。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
SNSやAIが当たり前になった今、
なんとなく投げれば、
なんとなく返ってくる。
そんなやり取りに、
僕たちはすっかり慣れて
しまっているのかもしれません。
「これくらいわかってよ」
「察してよ」
そんな空気で言葉を投げられて、
なんとも言えない
モヤモヤや疲れを感じたこと、
ありませんか?
一方で、よくよく考えてみると
自分自身も、誰かに対して
「わかってるはず」と甘えて、
同じように足らない言葉を
投げてしまっていたことがあるかもしれません。
急いでいるときや、
コスパ・タイパへの過剰意識
慣れた相手だからと油断したとき、
誰しもつい言葉を省略してしまうもの。
だからこそ「言葉足らず」は
他人事じゃなくて、
誰もがハマりやすい
落とし穴がそこにあります。
僕は印刷会社時代に、
言葉が足りないことで起こる認識のずれに、
それはもう何度も悩まされてきました


デザインの方向性や
印刷物の仕様、納期、納品方法・・・
油断をすると、ありとあらゆる局面で
「言った!言わない!」「思ってたのと違う!」
というやり取りが、
あちこちで日常茶飯事だったんです。

言葉が足りなくなる背景には、
伝え手の側が、自分の価値観や常識で
「相手はこれぐらいは汲み取ってくれるだろう」
という甘えが生まれやすい、一面もあります。
考えることを相手に委ねすぎて、
自分が本来伝えるべき情報を、
無意識のうちに出し渋ってしまう・・・

悪気があるわけじゃなくて、
多くの場合は“自分の常識”で
「そういう状況を作ってしまっている」
だけなんですよね。
でも、これって・・・
気づかないままだと、
相手は静かにすり減っていきます。
そこで、僕が当時始めたのが、
スケッチブックを使う打合せ方法でした。

相手の目の前で、イメージ図や文字を
その場でパパッと描いて一緒に確認する。
後から改めて説明し直す面倒くささを避けるために、
一度会ったときにすべて完結させてしまう!
という作戦です。
描きながら話すと、
お互いの言葉の足りない部分そのものも、
浮かび上がってくるので、
「あ、ここ実は詰めてなかったな」
というのが見える化されるから、
その場でお互い補い合える。
同じものを見ながら話を進める。
それだけで、食い違いはぐっと減っていきました。

相手が受け取っれる状態なのか?
受け取れるだけの知識や情報を持ち合わせているのか?
ここに意識を向けて、
お互いの状況を整えていく
これが、僕にとっての
「描く」ことの原点の一つです。
そのひと手間があるかどうかで、
その後のコミュニケーションは
まったく変わってくるんですよね。
説明も、質問も、お願いも、
伝え方の根っこは同じ。
相手の状態を想像して、伝わるように整理する。

この力を磨く入り口として、
僕は「描く」という行為が
とても有効だと思っています。
結局のところ、「描く」という行為は、
上手さを競ったり比べるものじゃなくて、
相手へのリスペクトや思いやりをベースに
“つながる”を形にする一つの方法なんだと思います。
誰かに何かを伝えたいと思ったとき、
その想いをひと手間かけて形にできるかどうか。
それが、僕が棒人間やイラストプレゼンで
ずっと伝え続けていることの根っこにあるものです。
| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |