イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

自衛隊のロゴ騒動。“盲目的な”視覚情報が溢れる時代

 

 

陸上自衛隊のロゴ騒動!!

 

 

 

陸上自衛隊の第1普通科連隊が、

生成AIを使って新しいロゴマークを作って
X(旧Twitter)に投稿したところ、

 

それが「好戦的すぎる」「過激」

といった批判で炎上して、

使用を取り下げたというニュース

 

 

 

強烈に違和感しかなかったですね。

 

 

発表されたロゴが

「自衛隊として不適切」

っていう問題もありますが、

 

それ以上に

生成AIで作られたものを

これを違和感なく受け入れてしまう
人の“感覚の麻痺”にゾッとしました。

 

 

なんの疑いもなく、
「なんかかっこいいね」で

流れていく感じ。

 

 

この空気は、ちょっと怖いとさえ
感じてしまうレベルです。

 

 

 

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 

 

 

「便利さ」の裏で、感性が置いてけぼり?

 

 

今回のロゴには、ゾウをモチーフに、

ドクロや鎖、青い炎といった

要素が盛り込まれていました。

 

 

AIに「かっこいい」とか

「擬人化」といった

キーワードを入れると、

 

 

ネット上の膨大なデータから、

それっぽいパーツを組み合わせてくれます。

 

 

 

でも、そこには「なぜその形なのか」とか

「どんな意味があるのか」までは含まれていません。

 

 

AIは、あくまで

「それっぽく見えるもの」を

作るのは得意だけど、

 

 

その背景にある文脈や

想いまでは持っていない。

 

 

だからこそ、

見た目は整ってカッコよくても、

 

どこか薄い。

 

 

 

そして怖いのは、

その“それっぽさ”に

慣れてしまうこと。

 

 

 

見た目のインパクトだけで

判断してしまう。

 

 

気づかないうちに、

思考や感覚が鈍っていく。

 

そんな状態に
蝕まれているのかもしれません。

 

 


 

 

 

「便利さ」が奪う、“迷い”というクリエイティブな時間

 

 

ロゴやイラストを描くときって、

必ず試行錯誤の時間がありますよね。

 

 

何度も描き直したり、

人に見せて意見をもらったり。

 

 

「この線は強すぎないかな?」とか、

「この色でいいかな?」とか。

 

 

その“迷う時間”の中で、

自然と見る人、受け取るってくれる人のことを考えたり、
自分たちの意図を見直したりしているはずなんです。

 

 

 

 

 

 

でも、AI生成では、

 

 

そのプロセスを一気に飛ばして、

完成された視覚的な答えを

すぐに出してくれる。

 

 

試行錯誤の時間が

「無駄」とされる時代です。

 

 

便利さはその分、

立ち止まる機会を減していきます。

 

 

 

僕の「棒人間」も同じで、
自分の手で描くからこそ、

 

「どう伝えようかな」って

考えるんですよね。

 

 

 

そのとき、

 

ちゃんと相手の顔を思い浮かべてる。

この“身体を通すプロセス”があるかどうかで、
伝わり方って大きく変わる気がしています。

 

 

 

 

 

“それっぽい正解”があふれる今、「一本の線」に戻る

 

 

今回の「自衛隊ロゴ騒動」を通して

改めて思ったのは、

 

 

これからは

 

視覚情報を

誠実に見極める力

 

がすごく大事になるということです。

 

 

 

AIは本当に便利で、

いわば魔法の杖みたいな存在です。

 

 

 

でも、

その杖を振るのは僕たちで、

 

 

どんな想いや意図をもって使うのか、

誰のために使うのか。

それを見た人がどう感じるか。

 

そうした、創造力&想像力が
抜けてしまうと、

 

 

ただ“それっぽいもの”
“盲目的な視覚情報“

量産するだけになってしまいます。

 

 

 

AIが作った綺麗な整ったなものよりも、

 

ちょっと不格好でも、

誰かが想いを込めてに描いた

一本の線のほうが、

受け取る人の心に残ります。

 

 

誰でも、何でも、瞬時に

作れてしまう今だからこそ、

 

あえてじっくり、

自分の手で描いてみる。

 

 

 

そんな時間が、

僕たちの表現豊かな感覚を

取り戻してくれるんじゃないかなと思います。

 

 

 

 

 

便利なツールは

これからもどんどん増えて

視覚情報の“作り方”は進化いきますが、

 

その中でも、
人としての感性や創造性は、

これからも大事にしていきたいですね。

 

 

 

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お問い合わせ

アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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