2021年4月に
似顔絵塾をスタートして、
気がつけば丸5年になりました。

先日は節目の20期が修了!
これも「続ける」が創り出している
大切な宝物の一つですね~✨✨✨
振り返ってみると、
この似顔絵塾は技術を教えるというよりも、
「描くことを通して
気づきを得る場」であることを
ずっと大事にしてきたなぁと感じています。
それを創り出すために、
とっても重要な要素になってくるのが
「誰を描くか」
というモデル選びです。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
心似顔絵塾@河尻教室では、
上手い・下手よりも
「面白いかどうか」
「楽しいかどうか」を
一番大事にしています。
ただ、似顔絵ってモデルという
“正解”のようなものがあるので
「似てるかな?」「正解かな?」って、
気持ちが、
その人ならではの
表現を委縮させてしまう事が
多々あります。
だからこそ、
「自分なりに描いていい場所」
にしたいなと思ってやってきました。
で、その空気をつくる上で、
めちゃくちゃ効いてくるのが
モデル選びなんです。

最初の頃は、
テレビで話題の芸能人とか、
ブレイクお笑い芸人とかを選んでいました。
ただ今って、メディア多様化の時代で、
ドラマも見てる人と見てない人がいるし、
ヒット曲も全員が知ってるわけじゃない。
つまり、「全員が知ってる顔」って、
最近ホントもうなかなかないんですよね。
大谷翔平選手か
高市早苗首相ぐらい・・・
人って、、、怖いもので
興味ない人、知らない人に対して
冷ややかになるというか、
講座の中でも似顔絵に
描き手の迷いや困惑現れてw
面白さや楽しさが
半減していますんですよね。
出題者としては
受講生さんやモデルさんに対しても
本当「ごめんなさい」って
気持ちになっちゃいます

そんな中で、この5年間通して
受講生さん全員が興味を持って
面白がってくれる、
参加の保証を実剣する
モデル選びの領域を見つけました!
「知ってるけど、知らない人」
「知らないけど、知ってる人」
です。
何じゃそれ?!
ですよね(笑)
たとえば、
「名前は知聞いた事あるけど、顔は知らない人」
っていますよね?
たとえば、
アドラー、ユング、フロイト
っていえば心理学の偉人ですが
結構、日常の中でも聞く人物名ですよね。
心理学しっかり学ばれてる人にとっては
「嘘?!マジこの3人の顔知らないの???」って
思うかもしれませんが、
世間一般ではそんなもんです。

受講生さん作品
でもね、クセ強めの偉人は
みんな筆の走りが違ってたんです!w
エジソンやテスラも
名前は聞いたことあるけど、
顔は知らない偉人だけど

受講生さん作品
受講生さんたちにはハマります
また
その「作品」や「キャラクター」は知ってるけど
その生みの親の名前や顔は知らないシリーズも
面白いんです。

河尻作品
ムンクの「叫び」は有名だけど
実際にムンクってどんな顔の人?
朝ドラで注目されている
小泉八雲って実際はどんな人?
とか
ミッキーマウスの生みの親は
ウォルト・ディズニーって顔も名前も知ってるけど
ムーミン、スヌーピー、
機関車トーマス、ミッフィー
の作者って・・・・?
調べるとけこう出てきます。
世界中のみんなが知ってる“もの”の
生みの親や創り出した人物をモデルにすると、
めちゃくちゃ面白いことが起きます。
完全に知らないわけじゃないから、
なんとなく世界観やイメージは受け取っていて
それをベースにみんな自由に描いてくれるんです。

受講生さん作品
『機関車トーマス』の原作者
ウィルバート・オードリーさん
名前も顔も誰も知らなかったけど
すっごい盛り上がったんですよ~
「機関車トーマスに出てきそうな顔だよね!」って
これっていい意味で
「無責任に描ける」状態になって
みんな一気にのびのび描き始めるんですよね。
しかも不思議と、
その人っぽさもちゃんと出てくる。
さらに面白いのは、
ただ描いて終わりじゃなくて、
「この人ってどんな人だったんだろう?」とか
「この作品ってこういう背景があったんだ」みたいに、
ちょっとした教養的な話にも
自然と興味関心がつながっていくところ。
誰もが知ってる“あの作品”や
“あの名前”をきっかけに、
ほんの少し深掘りするだけで、
なんだかちょっと賢くなった気がする。
そんな時間になるのも、このモデルの面白さなんですよね。
こういうモデルを描いていると、
似顔絵って単なる
「顔の再現」じゃなくなってきます。
たとえば、
作品を知っている人だと、
「この人がこれを作ったんだ」って
自分の幼少期につながったり、
背景やストーリーを感じたりするんですよね。

受講生さん作品:ムーミンの作者トーベ・ヤンソンさん
つまり、顔を描いているようで、
「その人を自分の中でつくり直している」
ような感覚になるんです。
そして一番大きいのは、
「自分なりでいいんだ」って思えること。
正解がないからこそ、
自分の見え方や感じ方をそのまま出せる。
それが「面白い!」につながっていきます。

自分が選んだモデルが、
受講生のみんなにもバシッとハマるとき。
「あ、これきたな」っていう、あの感じ。
みんなが一斉に面白がって描き始めて、
それぞれ違うのに、
どこか共通した空気が流れる。
ちょっとした“シンクロ”
みたいなものが感じられるんですよね。
5年間で醸成してきた醍醐味は、
そんな瞬間にあったりします^^
| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |