人と関わっていると、
ときどき「呆れる」という
感情が湧くことがありますよね。

自分の期待が大きく裏切られる
出来事が起こると、
「え…?!」と理解が
一瞬追いつかなくなります。
この状態、じっくり観察してみると、
人の心が空っぽになるような状態だったり
様々な気持ちや思いが入り交じる
面白い感情表現だなぁ~
って想うんですよね!
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
「呆れる(あきれる)」という感情は、
相手の言動や事態が
自分の常識や予想をあまりに超えていて、
驚きを通り越し、
言葉を失ったり、
関心を失ったりする状態で。
そこには「あきらめ」や
「軽蔑」に近いニュアンスが
含まれるのが特徴です。
結構、僕のブログの挿絵にも
呆れ顔に近い棒人間って
ちょいちょい登場しているのですが
先日、受講生さんから
「呆れる顔ってどう描けばいいんですか?」
というご質問を頂いたので
改めて「呆れ顔」の棒人間を
描いてみました!!

口を大きく開けた半目の表情と頭の影線、
汗マークで「理解が追いつかない驚き」と
「力が抜けた状態」を表現しています。
思考が止まって、「えっ?」と
呆れてしまった瞬間です。

腰に手を当て、半目と開いた口で「困惑」を表現。
ため息の漫画符号(まんぷ)が、
理解できない状況に呆れている瞬間を
やわらかく伝える棒人間です。

両手のひらを上に向けて「ダメだこりゃ!」
というお手上げポーズで気持ちを表現。
目を直線一本にすることで、
感情の力が抜けた脱力感と
理解できない状況に苦笑しながら
呆れのニュアンスをシンプルに伝えています。

前かがみの姿勢と半開きの口で、
力が抜けた脱力感を表現。
目を二本線にすることで白目状態を表現し、
思考が止まったような呆然感を演出。

こめかみに指を当てる仕草と閉じた目で、
考える気力も抜けた呆れを表現。
ため息線とモヤモヤマークが、
理解不能な状況に
頭を抱える様子を伝えています。

目を大きな丸で描き、
瞳がない白目にすることで
今にも意識が飛びそうなほどの
強い驚きを表現。
口は歪んだ台形にすることで
驚きの中に呆れの感情が入り交じります。
正面構図でも、身体のラインを
内に向けることで、前傾姿勢となり
思わず身を乗り出してしまうほどの
想定外の出来事を伝えています。
いかがでしたか?
今回、6つの「あきれる棒人間」を紹介しました。

同じ「呆れる」という感情でも、
驚きだったり、困惑だったり、諦めだったりと、
いろいろな表情があるのが分かると思います。
目の形や口の開き方、
体の傾きなどを少し変えるだけで、
棒人間の感情表現の幅は広がります。
人はときどき、
本当に呆れる瞬間があります。
でもそんな表情を、
こんな棒人間と重ねて
ちょっと客観的に見てみると、
やっぱりどこか人間らしくて、
なんだか愛おしいいものに
なるかもしれませんね。
| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
|
| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |