「描ける人ほど悩む？！」美術の先生が教えてくれた棒人間の魅力

 

 

僕が「棒人間」を伝えはじめた頃、

対象者として想定していたのは

 

“絵が苦手な人”でした。

 

 

「絵心がない」

「うまく描けない」

「伝えるための絵が描けない」

 

 

そんな人たちに向けて、

簡単に、でもしっかり“伝わる”

絵を描ける方法を伝えられたら

面白いんじゃないか。

 

そんな思いからスタートしたのが

棒人間をはじめとした

イラスト講座コンテンツです。

 

 

 

 

 

ところが、

 

 

展開し続けていく中で

最近はちょっと違う流れが

生まれています。

 

 

 

受講生に元漫画家アシスタントさん、

現役イラストレーターさん、

アニメーション作家さん、似顔絵師さん、

そして、美術の先生　など

 

いわゆる“描ける人たち”が、

棒人間を学びに来てくださるようになったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美術室にも棒人間！

 

マスター講座を受講して下さっている

 

学校で美術を教えている先生が、

受講中にとても印象的な話しをしてくださいました。

 

 

 

 

 

このお話を聞いたとき、

ほんと嬉しかったですね^^

 

 

 

「描く」ことに研鑽されてきた先生が、
棒人間で伝えることを実践してくださり

純粋に「伝わる」喜びを感じてくださるなんて

当初、想像もしてなかったことです。

 

 

 

僕自身、会社員時代は

印刷会社でデザインや広告の現場に

長く絵に携わってきたからこそ、

 

 

「丁寧に描きたい」

「整えて見せたい」

 

という気持ちはよくわかります。

 

それって、

これまで積み重ねてきた

経験や誇りの表れですよね。

 

 

だからこそ、

その気持ちを大切にしたまま、

 

“描くことの評価を

ちょっと横に置いて

気軽に描いてみる”

 

という挑戦をしてくださった先生に、
素直に「すごいなぁ」と感じました。

 

 

棒人間は、

絵が苦手な人向けに

開発している表現方法ですが

 

“うまく描こう”とする心を

否定するものではありません。

 

 

ただ、

“うまく見せたい”という

意識を手放すことで、

 

描くことそのものの

自由さを取り戻す

描き方でもあるんです。

 

 

 

言い換えれば、

 

「描くことの評価が手放せる描き方」

 

だからこそ、

上手い人も、そうでない人も、

気軽に描ける。

 

 

そして、

 

 

その気軽さの中に

“上手くなる余白”がちゃんとあるのです。

 

 

描くプロの方、専門の方たちが

棒人間を学びに来てくださるのは、

 

描く力を持っているからこそ、

“見せる力”にも真剣だから。

その姿勢に僕自身が何度も励まされています。

 

 

 

棒人間は、

 

正解の描き方を教えるツールではありません。
でも、描くことをもっと自由にし、
上手い・下手を超えて

「伝わる楽しさ」を共有できるツールです。

 

 

 

 

 

もし今、あなたが

 

「もっと伝えたい」

「表現の幅を広げたい」

と感じているなら、

 

 

ぜひ一度、

棒人間の世界を覗いてみてください。

 

ここには、

描く力を持つ人も、そうでない人も、

 

対等に“伝える”を楽しめる場があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

僕はそんな人たちと出会えることが、

いちばんの喜びであり、励みです。

 

描くことに

楽しさや喜びを見出した方ほど、

“伝わる”の面白さを深く感じてくれる――

 

最近、そう実感しています。

 

 

 

 

 

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