今日は
「絵を使ったコミュニケーションの魅力」
特に〝見せながら話す〟
と言うことの最強効果について
についてお届けしますね!!
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
イラストコミュニケーションの講座や
研修やワークショップでは、
参加者のみなさんに、
棒人間を描きながら
自己紹介してもらうことが
ほとんどなんですが

最初はいますよ
「え、私絵心ないんですけど…」と戸惑う方も。
でも、
描き始めると不思議と笑顔が増えて、
あちこちから「かわいい!!」「わかる~!」なんて
声が飛び交います。
その後はグループでシェアしたり、
ギャラリーウォークで他の人の絵を見て回ったり。
普段なかなか話さないことも、
絵があると自然に口から出てくるんですよね。

気づけば場はすっかり和やかムード。
自己理解や他者理解がぐっと深まります。
中には、
「いつも他のプログラムには参加しない方が、
今日は積極的で驚きました!」
という感想までいただくことも!!
これこそ僕が大事にしている
「安心・安全で楽しい場づくり」の形です。
実は、絵を使って話すことには
大きく3つの効果があります。
① 身体的な安心感
絵を持って話すと、手の位置が決まり、
自然と動作が加わります。
これが緊張や不安をやわらげてくれるんです。
② 視覚的に整理して伝えられる
描いた絵が頭の中のイメージを形にしてくれるので、
話の途中で「あれ?何言おうとしてたっけ?」
という迷子を防げます。
多少言葉が足りなくても、
絵が補ってくれるので聞き手も理解しやすいんです。
③ 視線によるプレッシャーを減らす
「目を見て話せ」とよく言われますが、
これが苦手な人は多いはず。
絵を見せながら話すと、
自然に視線を外しつつ相手の意識を
こちらに向けられます。
結果、緊張もやわらぎます。

さらに、描かれた絵を通して
相手のことを知るのも面白い体験です。
聴く側も「聴く力」や
「好意的に受け入れる姿勢」が育まれます。
棒人間でも、似顔絵でもいいんです。
自分の描いた絵を媒介にすれば、
自然に安心できる空気が生まれます。
そして「自分ってこういう人なんだ」と
再発見でき、その自分を他の人にも受け入れてもらえると、
自信やセルフイメージは一気に上がります。
絵はただの表現手段ではなく、
人と人をつなぐ架け橋。
関わる人が無理なく楽しみ、
自然と分かり合える場をつくる
魔法のツールです。
これからのワークショップでも、
多くの方が「自分を知る・好きになる」きっかけをつかみ、
周りの人とも温かく共感し合える時間になりますように!
こんな世界がもっと広がればいいなと思います。

| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |