イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

棒人間的「SDキャラ」を描くコツ

 

 

 

昨日(2/11)は、似顔絵検定対策講座でした。

 

 

3月3日に開催される
『第46回似顔絵検定』

 

残り1か月を切り、受講者さんたちの

受検モードもかなり高まってきています。

 

 

そんな熱々な空気の中で

今回も、似顔絵で全身表現について

みなさんに挑戦していただきましたが、

 

 

参加者さんの多くの方が直面した

“ある課題”が浮き彫りになってきました。

 

 

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 

 

 

 

先月の対策講座では、

人の全身ポーズの基本という事で

 

「棒人間」を使った

構図の取り方について

学んでいただきました。

 

 

「似顔絵検定」対策講座と棒人間

 

 

そして今回は

 

棒人間から似顔絵イラストに

仕上げていく考え方やテクニックについて

お話をさせていただきました。

 

 

 

「棒人間」は「棒人間」

「似顔絵」は「似顔絵」

 

とそれぞれが

「別モノ」になっちゃう人が

結構多いのですが、

 

 

棒人間の「型」そのまま

似顔絵に転用していく事が

可能なんですよ!

 

 

 

なので、棒人間で

「姿勢」「動作」「仕草」の
パターンを覚えておくことで

安心と自信につながりますし

 

似顔絵検定で出題される

様々なシチュエーションに

対応できるようになります。

 

 

 

 

 

面倒くさいようですが

 

棒人間が解ってくれば

誰でも確実に画力が上がっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 デフォルメという壁

 

とは言え、

 

 

棒人間で構図がなんとなく

捉えられるようになっても

 

 

課題は次から次へと立ちはだかります。

 

 

 

 

上を目指せば、当然ですよね!

 

 

 

 

 

今回、受講者さんの

自己評価を聴いて感じたのが

 

 

 

デフォルメの壁

 

 

 

 

キレイに描けているんだけど

どこか不安定感があったり

 

正確に描こうとして

弱々しい動作になっていたり

 

固い雰囲気で仕上がったり、

 

楽しさが伝わりにくい

“大人しい絵”になってしまう、、、

 

という状態。

 

 

 

もちろん、みなさんは

“イキイキとした似顔絵が描きたい”

 

という想いがあるにもかかわらず

そうなってしまうんですよね。

 

 

世の中にはいろんな

絵師さん、イラストレーターさん

お絵描き講師の方がいるので

 

教え方や上達の考え方は

あるとは思いますが、

 

 

棒人間を描き続けている

僕の見解として

 

似顔絵にしても

キャライラストにしても

 

安心感、安定感や

イキイキとした表現するため

必要なするポイントは

 

 

 

現実ではありえんくらい

手と足を大きく描く

 

 

ことだと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

デフォルメキャラ描きのススメ

 

 

僕が考える

イラストや似顔絵に魅力と

可愛らしさを加える秘訣は、

 

 

 

手や足を大きく描く

 

ことにあります。

 

 

 

実はこのスタイル、

一般に「SD(スーパーデフォルメ)」とも呼ばれ

ディズニーキャラクターやスーパーマリオなど、

世界的に愛されるキャラクターのように

 

頭が大きく手足が短い

2~3頭身で表現する手法や概念です。

キャラクター表現にみられるものです。

 

 

 

どこかで見た事ある
ねずみさんのポーズ描いてみましたw

 

 

 

これらのキャラクターの特徴は、

現実ではあり得ないほどの大きな手足にあり、

そこから親しみやすい、

魅力的なビジュアルが生まれています。

 

 

 

はい、僕の描く「棒人間」たちも

多大にこうしたキャラクター表現に

インスパイアされています。

 

 

 

「SD」と聞くと僕ら世代は
『SDガンダム』をイメージする人が

多いんじゃないかと思いますが、

 

 

実は「SD]バンダイの登録商標だそうで、
キャラクターを頭身の低い、愛らしい形に

再デザインする手法は

 

日本のマンガやアニメ文化においては

欠かせないモノになってますね!

 

 

とにかくSD型で表現ができれば、
描くイラストにに親しみやすさや

ユーモアも加わってくるため、

幅広い世代から愛される要因となっています。

 

 

 

商業的によく知られた「SDキャラ」ですが

実際に似顔絵やオリジナルのイラストとして

一般の人が描くということになると

 

 

手足を大きく描くことに対して、

多くの人が心理的に抵抗があるようですね。

 

 

SD型で描けない人の心理は、

 

「等身で描かねばならない」という

無意識の思い込みや、

 

「デフォルメに変換」するポイントがわからず

イメージできないなどの要因が考えられます。

 

 

 

 

 

 

長年の思い込みや既成概念が

無意識のうちに

 

描くことに制限をかけてしまっている状態。

 

 

 

 

今回の似顔絵対策講座でも

 

 

河尻さんの棒人間をみてると
「手と足を大きく描くんだな~」って事は
わかってるんですけど、

いざ、自分で描こうと思うと
手も足もちっちゃくなっちゃうんです・・・

なんて気づきをシェアして下さる

受講者さんもいらっしゃいましたが

 

 

そういう事なんですよね、

 

 

 

無意識のところで、先入観や思考の偏りによって

物事を見たり、捉えたりする傾向があり、

これは誰にでも起こります。

 

 

 

 

SDキャラを描く際のコツを

理解し体得するためには、

 

棒人間でも、とにかく自分が思っている以上に

手足を思い切って大きく描く!!

勇気を持つことからはじまります。

 

 

 

 

 

オリジナルキャラクターや

全身似顔絵のでも

 

手足を大きく描くことには

いろいろ効果があります。

 

 

安定した立ち姿:

手足が大きいとキャラクターの立ち姿が安定し、見る人に安心感を与えます。

 

画面に勢いや迫力を加える:

大きな手足は、イラストに動きやエネルギーを与え、より魅力的なビジュアルを作り出します。

 

立体感のあるイラスト:

手足の大きさに振り幅を持たせることで、前後の奥行きを演出し、

立体感のあるイラストを描くことができます。

 

 

 

 

分かりやすい例として

手前溝ですが僕のTikTokを観ていただけると

 

棒人間からデフォルメキャラの描き方が

ご理解できると思います。

 

 

@sirisiri0430

 

最近、まったく更新してませんが、
2年前の投稿も地味に再生数が伸びてるのが

ありがたいですね~

 

 

 

もちろん人ぞれぞれの

作画スタイルがありますので

このやり方を押し付けるわけではありません。

 

自分にあったスタイルを

見つけていただければ

それでいいと思います。

 

 

 

SD型でデフォルメのコツを

身につけたい!と思われる方は

 

 

まずは

 

手足を大きく描く

 

 

ことにチャレンジしてみてください。

 

 

 

 

自分の表現に対する

思い込みの殻を破り

 

自己表現の限界を押し広げる

チャンスかもしれませんし

 

 

自分の描く似顔絵やイラストに

新しい命を吹き込むことができます。

 

 

 

棒人間は
画力を上げるための基礎練習や
単なる下描きを越えて

 

こうした無意識からの制約から

自分の解放させてくれる

“思考ツール”でもあるんですよね。

 

 

僕自身が棒人間のおかげで
新しい表現に挑戦することができています。

 

 

可愛らしく親しみやすい

イキイキと躍動感のある

イラストを自分の手で描きたい!

という方は、まずはぜひ

『棒人間の描き方』の世界を

覗いてみてください

 

        

 

 

楽しみながら、自分だけの可愛いキャラ表現の

ヒントやスキルがいっぱい見つかりますよ!

 

この記事を通して、SDキャラクターの描き方に
興味を持っていただけたなら、ぜひ挑戦してみてください。

あなたも「描く」ことの無限の可能性を探求し、
自分だけの魅力的なキャラクターを生み出してみませんか?

 

 

 

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河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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