イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

花を夢見て 春待たむ 棒人間

 

 

 

昨日は「立春」

 

 

寒い日は続きますが

草や木々のには

 

ささやかな芽生えが

はじまっているようです。

 

 

 

 

 

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 

 

 

春の訪れを、心待ちにしている方も

多いんじゃないかと思いますが

 

 

そんな春への移り変わりに

願いを込めて、古来から日本では

 

この時期を「如月(きさらぎ)」

 

なんて表現しています。

 

 

言葉の響きや

漢字が美しく感じられる

 

「如月」は、

旧暦の2月、今で言うと3月を指す

“和風月名”ですが

 

その語源や意味には、

深い文化的背景があります。

 

 

 

 

 春の訪れを予感させる「如月」

 

 

まだ寒さが残るものの、

春の息吹が少しずつ感じられるように

なるこの時期、

 

 

古来より、人々はこの月を

「きさらぎ」と呼んで、

 

 

冬から春への

移り変わりを感じ取っていました。

 

 

「きさらぎ」は、

「着更着」とも書かれ、

寒さに備えて更に衣を重ね着する月、

という意味が込めらたという説があります。

 

 

しかし、その寒さの中にも、

暖かな春の訪れを予感させる

想いが隠されているんでしょうね。

 

 

 

 

 

平安時代後期に活躍した西行法師

 

 

※2012年大河ドラマ『平清盛』では

 藤木直人さんが演じてました

 

 

 

西行が詠んだ「如月」にちなんだ歌

 

 

願はくは花の下にて春死なむ その如月の望月のころ

 

 

 

この西行の和歌は、

辞世の句でも有名な作品で、
『山家集』に収録されています。

 

 

 

現代語訳すれば、

 

「願うことなら、

桜の咲いている下で春に死にたいものだ。

陰暦の2月15日の満月の頃に」

 

 

という意味の歌。

 

2月15日は
釈迦が入滅したとされている日で

 

 

 

一見して、人生の終末を

静かに受け入れる覚悟を

詠んだもののように思えますが、

 

 

実は新しい季節、

新しい始まりへの深い憧れでもあり

 

西行は、花の美しさと共に春を迎え、
その穏やかな瞬間に人生を終えたいと願って

 

美しい春の到来を待ちわびる

心情を象徴しているとも受け取れます。

 

 

 

実際に、この辞世の句のとおり、

西行さん、陰暦の2月16日に

73歳で入滅したとそうです!!

 

すごいですね!!!

 

 

 

 

愛知県、舘山寺温泉にある、
西行さんが瞑想した場所といわれる「西行岩」

『平清盛』放送時には聖地巡礼しましたw

 

 

 

 

 

 

「如月」に込められる

春の訪れを待つ心と同じように、

 

 

棒人間やイラストを描くこともまた、

自分自身の内面と向き合い、

 

新しい季節に向けて

準備することができます。

 

 

 

 

 

イラストを通じて、

私たちは自分の感じる寒さや、

春の訪れへの期待、

 

 

そしてその変化を楽しみに

待つ心情を表現することができます。

 

 

 

 

 

 

ペンや鉛筆、筆を取って

自分だけの「如月」を描き出すことで、

 

 

ワクワクしながら

新たな季節を心から歓迎する

準備ができます。

 

 

 

 

イラストを描きながら、

描いたものを介して
新しい春の到来を待ちわびる
楽しみを分かち合うこともできます。

 

 

 

 

 

 

 

みなさんは今年は

どんな春を迎えたいですか?

 

 

 

 

 

 

 

棒人間やイラストを描きながら

新しい季節を待ちわびる事で

 

自分自身や周りの人たちとも

新たな対話がはじまるかもしれません。

 

 

 

 

 

花の下で春を待ちわびることができるように、

描く力で自分の心に春の訪れを感じるのも

新しい気づきや発見につながりますよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

友だち追加
★登録特典★
『棒人間の描き方動画<7選>』 プレゼントぴかぴか (新しい)ぴかぴか (新しい)

 

 

        

 

 

 

 

オンライン講座情報はコチラから↓↓↓

(★画像をクリックすると案内ページに飛びます)

 

 

 

 

 

 


お問い合わせ

アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


           

イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

もっと見る