棒人間イラストで
表情や感情を表現しようとする際、
多くの方が
「喜怒哀楽」という
基本的な感情で
表現しようとします。
しかし、
この大まかな分類での
捉え方だけでは、
感情の微妙な違いが
描き分けられなかったり、
心の内の多様な複雑さを
伝えきれません。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
棒人間を学びはじめの方の多くは
「いろんな表情を描きたい!」
という動機をお持ちですが
表現したい棒人間の
気持ちや状態を
いざ聞いてみると
「嬉しい」「悲しい」といった
大分類な言葉で表現されます。
どんな風に嬉しいのですか?
なんて質問すると
「いや、嬉しいとしか言いようがないです。」
というような、
返事が返ってくることもあり
抽象度の高い表現は、
言葉にしやすいモノの
ただ感情の表面を
なぞるに過ぎず、
そのバックグラウンドにある
深い感情や状況の理解を
妨げてしまってるんじゃないかな?
って感じる事が多々あります。
より複雑で細かな感情が生まれるとされています。
「驚き」と「悲しみ」が
感情の組み合わせにより
生まれてくる感情を
言葉で表現することが、
感情の処理と理解に
重要な役割を果たすことがいわれています。
言語化された感情は、
脳内での感情処理を助け、
その感情を他者と共有しやすくします。
棒人間イラストを描く際には、
私たちは感情の細かな違いに注目し、
それらをより具体的に表現する
訓練ができます。
たとえば、
棒人間の微妙な表情の変化や
体のポーズを変えることで、
「ただ嬉しい」ではなく、
「ワクワクしている嬉しさ」
「安堵した嬉しさ」といった、
より具体的な感情が
表現できるようになります。
言葉だけだと、
短絡的な表現に陥ってしまう人は
棒人げを描く事を通じて
感情の「言語化」能力を伸ばすことができます。
感情の言語化ができるようになれば
自分自身の感情を深く理解し、
他者とのコミュニケーションを
豊かにするためにとっても有効です。
さらに、このスキルは、
日常生活での感情の処理やストレス管理にも役立ちます。
棒人間を練習をすることで、
感情の微妙な違いに気づき、
それを表現する能力を高めることができます。
これは、自分自身や他人の感情をより深く理解し、
豊かな人間関係を築くための
重要なステップとなるでしょう。
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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住所 | 愛知県名古屋市 |
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定休日 | 土・日・祝日 |