語源からみる「イラスト」の力

 

 

みなさんは

絵を描いたり、絵で表すことを

 

「イラスト」

 

って言葉で表現されますよね。

 

 

 

 

ほとんどの人が

知っている言葉です。

 

 

芸術的な絵画とはちがい

 

日常的で身近な「絵」という意味で

捉えられてると思います。

 

 

この普段何気なく使っている

「イラスト」って言葉の

意味やルーツが実に興味深いんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに「イラスト」という言葉は

もちろん「イラストレーション」を

略した呼ばれ方なんですが、

 

この略語は日本で作られたもので、

海外では通じないそうですｗ

 

 

 

イラストレーションといえば、いまや

新聞、広告、絵本、マンガ、アニメ、キャラクターデザイン、

ライトノベル、ゲーム、ストリートカルチャー、現代アート、

ビジネス資料、テキスト、教材、などなど

ありとあらゆるところで見られ、私たちの生活に溶け込んでいて、

その活用範疇はどんどん広がり続けています。

 

 

 

なんで

「イラストレーションってなに？」って

チコちゃんみたいな質問されたら、

 

サクッと一言で答えるのは難しく

改めて聞かれると答えに窮す方は

多いんじゃないでしょうか

 

 

「イラストの意味を知らずに

棒人間を描いている日本人がなんと多いことか？」

 

なんて言われかねませんｗ

 

 

 

 

では「イラストレーション」には

どんな語源や意味があるのか見ていきましょう！！

 

 

 

 

 

 

 

「イラストレーション」という

言葉の語源をたどると

 

 

ラテン語の「Iustrare」

という言葉に繋がります。
（※発音はコチラ）

 

 

 

意味は

「照らす」

「明るくする」

 

 

 

 

 

電飾を「イルミネーション」って言いますが

その動詞形【illuminate】の語源でもあり、

綴りをみても【illustrate】とかなり近いから、

「イルミ」と「イラスト」は兄弟みたいなものですね！

 

 

 

 

あと【lustrare】はイタリア語にもあって

こちらは「磨く」という意味だそうです。

 

 

 

 

 

暗い場所を明るくする。

曇っている部分をピカピカにする。

 

そんな意味の言葉たちと

「イラストレーション」は

大元で繋がっているわけです。

 

 

 

「イラスト＝絵」という

イメージだけだと

 

ちょっと意外なかんじがする

面白い言葉の歴史です＾＾

 

 

 

つまり

 

イラストとは

 

 

「照らす/明るくする」ことから転じて

 

「分かりやすくする（もの）」

「伝えやすくする（こと）」

 

 

という意味となって。

 

 

絵や図解などの

見える化の手法として

使われるようになったんですね！

 

西洋でのillustrationの元々の意味は
図解や挿絵など印刷物の中に扱われ理解を助ける
「図版」のことだっだそうですが

 

現在はさらに意味が拡大解釈され

様々な場面で用いられるようになりました。

 

 

 

 

わかりやすく伝えたい！

疑問や不安を解消したい！

頭の中のモヤモヤをスッキリさせたい！

 

といった

 

暗闇に惑う人たちの道を

明るく照らすのがイラストの力

ともいえます！

 

 

 

 

 

こんな言葉の奥の意味を知ると

益々描くことが楽しくなりますね＾＾

 

 

 

 

イラストを描くと、

道は照らされ、

 

イラストの力で、

未来は明るくできる！！

 

 

 

イラストの語源に想いを馳せると

こんな思いがますます湧き上がり

 

ふだん描きの「イラストの力」

多くの方にもっともっとお届けしたいです。

 

 

 

 

 

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