最近、ふと気づいたことなんですが
僕は、講座やセミナーでは
棒人間の身体の動きの
描き方をお伝えするときに
言葉の表現として
「動作」と言う時と
「仕草」と言う時があるのですが
みなさんは、
この違い考えた事ありますか?
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
「動作」と「仕草」という言葉は、
どちらも日常でよく使われる表現で、
外見上の身体の動きや
身振りなどを指す言葉ですが、
微妙な違いがあります。
これをちょっと知っておくと
棒人間の描き方
の表現の幅が広がるだけでなく
ご自身の日常の
「動作」や「仕草」にも
ちょっといい効果が
あるんじゃないかと想います^^
動作と仕草は、
どちらも身体の動きを表す言葉ですが、
その違いを一言でいうと
意識のある動きかどうか?
ということ
「動作」は、目的を持って行う身体の動き、
例えば、歩く、走る、ジャンプする、手を振る、
物をつかむなどが「動作」に該当します。
物理的な行為に焦点が当たっていて、
具体的でわかりやすい行動なので、
棒人間を描くときにも
「何を描いたらいいのか」
わかりやすかったりします。
一方、「仕草」は、
意識や目的を持たずに行う身体の動きで、
癖や思わずやってしまう動き、
何気ない自然な身振りがこれにあたります。
例えば、肩を落とす、微笑む、首を振る、眉をひそめる、
手を組むなどが「仕草」に含まれます。
外部からの刺激や、
そこにおかれた状況や状態によって
”身体が勝手に動いてる”わけですが、
つまりこれは何が
表現されているかというと
感情なんですよね。
意外とこれ重要!
つまり「仕草」とは、
非言語的なコミュニケーションや
感情の表現に用いられるもので、
言葉以上に重要な意味を持ちます。
だけど、「仕草」は
意識しない動きなので
一般の多くの方は
人の「仕草」に意識を向けることがなく
表現することが苦手なんだと思います。
「人って○○なときに喜ぶときって
こんな仕草するよね!」
といったことに、
興味を持って観察したり
解ってるかるかどうかで
コミュニケーションも変わります。
一流の俳優さんや芸人さんが
人を演じるときの「仕草」が
素敵だったり、面白いのは、
役やキャラクターを演じるときに
その人物の特徴や性格、感情を深く理解し、
リアルに再現してるからで、
このリアリティを感じさせてくれるから
僕ら観る人は感情移入して
物語に没入していくんですよね。
棒人間の「仕草」も
感情表現を豊かにし、
見る人の心を動かす重要な要素です!
描く人の好奇心や観察力が
自分の表現力を
より豊かにしていく
秘訣と言えるでしょう。
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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住所 | 愛知県名古屋市 |
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