5月にはいり、
いよいよ初夏に向かい、
日差しが強まってきますが
爽やかな風が
新緑の香りを運んでくれる
気持ちの良い日が続き
ココロ晴れやかになれる
大好きな季節です。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
ところで、
5月頃から初夏にかけて
“風薫る季節”
っていわれますが、
なぜ「香る」じゃないんだろう?
って思った事ありませんか?
「香」と「薫」の違いを調べてみると
「香り」は、
香水の香り、花の香り。
お茶が香る、など
具体的に感じるにおい、
鼻で感じる良いにおいの意味で使われ、
「薫り」は、
比喩的・抽象的な表現に用いられ、
漂っているにおいや、
肌で感覚的に感じられることに対して
用いられる漢字のようです。
そういえば「ロマンの薫り」
なんて言い方もありますよね^^
この「薫」という文字は、
袋に入った香草を火であぶった形からできた象形文字で、
香草をいぶしして、煙をゆるやかにたちのぼらせ、
香草の匂いが立ちこめている様を現しているそうです。
ちなみに
陶器を焼く前に、香をたいて
土に香りをしみ込ませる作業を
「薫陶」といい、
転じて、
香りがしみ込んでいくように自然に、
その人の徳によって
教えが身についていくことを
「薫陶」というようになりました。
「薫陶を受ける」「薫陶を賜る」
という言い回しは
かなり大人な感じがしますよねw
薫りがしみ込むように
気づきや学びを身につけ
変化成長していく・・・
ってイイですよね。
老子がいう「無為にして化す」のように
無理矢理ではなく自然に感化していく事が
教育の理想のカタチともいわれています。
人と人とが関わる情報伝達や
コミュニケーションも同じです。
一方的な説明や強引な説得、
無理に伝えよう
がんばって伝えようではなく、
受け手がまさに
風を薫るように
心にしみ込むような
自然と受け入れてもらえる
工夫や配慮が大切です。
棒人間やイラストプレゼンは
そんな工夫や配慮を
自分の伝え方にしみ込ませることが
できる技術です。
伝える側も、受け取る側も
五感を開放させながら
自然に伝えあう、わかり合える
環境づくりを全身で感じてみませんか?
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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住所 | 愛知県名古屋市 |
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定休日 | 土・日・祝日 |