価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
東京オリンピック
いよいよ各会場で競技がはじまり
熱戦が繰り広げられていますが
新型コロナウイルスの感染再拡大で
過去の大会のような
高揚感というのが感じられないのが
残念ですね。。。。
オリンピックに関しても
何かといろんなところで
マスコミが「国民の怒りの声」なんかを
こぞって取り上げたり
怒りの感情に任せた
コロナ前ではちょっとありえなかった
事件やトラブルなんかが報道されています。
コロナ禍で、世の中
“怒りっぽくなった”なんて
いわれたりしていますが、
ストレスの蓄積や
心の余裕も無くなり、
自分も周りの人も
怒りっぽくなっているかも・・・?
という方も
いらっしゃると思います。
こうした怒りの感情と
どうつきあえばいいのか
という事で
「アンガーマネジメント」も
注目されていますね。
昨年から、イラスト講座には
アンガーマネジメント講師の方にも
受講していただく機会も増えてきて
怒りの感情のコントロールと
棒人間イラスト関係なども
お話させていただいたりしていて
かなり親和性が高いんじゃないかと
感じています。
という事で、
今回は受講生さんからの
リクエストもありましたので
今回の棒人間10選は
「怒り」の感情をテーマにお届けします。
それでは行ってみましょう!
①ムッとする
オーソドックスに
腰に手を当てて仁王立ち
口をぐっと閉じているのは
まだ怒りの感情を抑え込もうとする
“最後のあがき”のようなものが伝わります。
出来るだけ力強く線を引くことで
全身が硬直している雰囲気が醸し出されます。
②プンプンする
かわいい怒り方♡
眉・目の形は、棒人間講座でもお伝えする
「怒り」の基本表現ですが
口を曲線の組み合わせで
ふくれっ面になります。
身体は直線的に描くことで
ピンと張ったような前のめり姿勢になり
“若さ”“初々しさ”も演習つできます。
③過剰にクレームしてくる
顔のパーツのみだと
イロイロなシチュエーションで
「怒る」表現ができる基本型ですが
少しお腹をせり出したようにのけ反り
片足突き出して斜に構えさせることで
「威圧的」にしました。
極めつけは、
下に指を差すポーズですね。
「これはいったいどうなってるんだ?!」とか
「土下座しろ!!」など
怒りの矛先が明確に見えてきます。
こういう人よく見ますので
「クレームあるある」などでご活用下さいw
④ツンデレ的に怒る
はい!これもかわいい怒り方ですね。
個人的に大好きなパターンです(笑)
ポーズとしてはプンプンと同じですが
言ってる事と、心の奥の想いとが
チグハグな状態で、
少し体に曲線を加え
力が思い通りに入らず
「怒り」感情が
表面的である事を描いてみました。
中高生時代の甘酸っぱい
思い出を浮かべる方も多いんじゃないでしょうか
⑤イライラ
眉・目・口の左右のバランスを崩して
顔を歪めて、苦々しい表情に
必殺の「腕組み」ポーズ
全身で表現したいときは
片足パタパタさせて
じっとしていられない状態で
イラつき状態を煽ります。
⑥反抗期の「怒り」
10代の社会や大人たちへの
不信感や憤りなどを表現(昭和的にw)
言葉だけだと、
尾崎豊風なんですが・・・
棒人間で初めて描きました
「う〇こ座り」
ポイントは両ひざに下した腕の
手首の返しです!!
尾崎じゃなくて
きうちかずひろ先生の世界ですね
正直、僕は学生時代
こういうキャラではなかったのでw
当時、リアルでは
メチャメチャ苦手な人たちでしたけど
今思うと、こんな風に
ストレートに「怒り」をぶつけられていた
人たちを羨ましくも思います。
⑦タバコをふかす
愛煙家の方には
大変申し訳ありませんが
「タバコ」は漫画的には
イライラの象徴アイテム
ここ最近喫煙者は
社会の隅に追いやられている傾向なので
見かけなくなりましたが
潜在的にはまだまだ
いらっしゃるんじゃないでしょうか?
「やってらんねーぜ!」って感じで
やさぐれてたり、
「・・・で、どうしてくれんの?」
って誰かを追い詰めてるなど
いろんなシチュエーションで使えます。
口から吐き出される「煙」ですが、
こういう(↓)
「溜息」などで
使われる漫画符号を
斜めに変形させることで
勢いよく吐き出してるうに見えます。
⑧挑発する怒り
「火事と喧嘩は江戸の華」といわんばかりに
江戸っ子が乗り込んでくるようなイメージ
目の表現は
下まぶたのラインをちょっと長くしたり
口角も思いっきり下げて
歌舞伎役者や見栄を切っているような
仕上がりにしています。
ちょっとした「他者への憤り」や
「一言物申したい!」とき
言葉だけだと角が立つことも
こういう“粋な”棒人間で語らせると
怒りの感情がデフォルメされて
ユーモアを交えて
発散することができます!
⑨怒りを爆発させる
完璧に『ドラゴンボール』へのオマージュです。
意外とガッツポーズじゃなくて
こぶしは低めに構えて
戦闘態勢に臨むのが上級者です
(何の話や!)
勢いで描いてしまいましたが
バチバチオーラは無くても大丈夫です。
⑩キレる
他人の何気ない一言で
キレてしまう様子。
「怒りのマーク」は
顔からはみ出してしまうくらいに
大きく描く事で
キレ具合を面白く表現できます。
この先、どんな展開になるのかは
みなさんのイマジネーションに委ねますね
いかがでしたか?
ぜひ「怒り」棒人間
描いてみてください。
おそらく
過去の自分の「怒った経験」や
「憤り」「イライラ」などを
想起しながら描かれるんじゃないかと思います。
だけど、
その感情って、気が付くと
自分で描いた棒人間の方に
吸収されていて、
さっきまで抱いていた
自分の感情を客観的に
とらえる事が出来たりして
時には、それが滑稽にユニークに
さらには愛おしく思えたりすることが
あると思います。
棒人間たちは
誰も傷つけることなく
怒りの感情を吐き出させてくれる
心の受けとめ先になってくれますよ^^
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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住所 | 愛知県名古屋市 |
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定休日 | 土・日・祝日 |
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